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「写真少年が見たもの」展

空蓮房
終了しました

アーティスト

森山大道、東松照明、北井一夫、植田正治、森永純、深瀬昌久、荒木経惟、土田ヒロミ、石内都
1960年生れの私にとって1970年代というのは写真少年創成期であった。小学生で見た土門拳、木村伊兵衛から始まり、中学生でカメラを手にし、高校卒業渡米する迄の期間、自己形成成長期でありおぼしき表現からそれなりに確たる自分を信じていく多感な過程である。そんな時代に私は何を見ていたのか。60年代の熱き余韻も残り、経済成長が伸びる中、高揚と不安がひしめき合っていた。カメラ雑誌に展覧会巡り、ラジカルな文化の装いが少年を浮き浮きさせた。写真は不良になる為の道具だったのかもしれない。またそれは、佛に会う予感への手立てだったのかもしれない。今回は当時、少年が見ていた作家の作品群をあらためて観照するものである。/空蓮房 谷口昌良

[画像: "Shashin Shonen 1976" Akiyoshi Taniguchi]

スケジュール

2009年9月30日(水)〜2009年12月5日(土)

開館情報

時間
10:0016:00
休館日
月曜日、火曜日、土曜日、日曜日、祝日
展示替期間は事前予約制
入場料入場料は賽銭
会場空蓮房
http://www.kurenboh.com/jp/top.html
住所〒111-0051 東京都台東区蔵前4-17-14 長応院内
アクセス都営浅草線蔵前駅A3出口より徒歩3分、都営大江戸線蔵前駅A5出口より徒歩5分
関連画像

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