野村仁 「変化する相 -時・場・身体」

国立新美術館

poster for 野村仁 「変化する相 -時・場・身体」

このイベントは終了しました。

野村仁(のむら・ひとし)は、1945(昭和20)年、兵庫県に生まれた現代美術家です。野村は、1960年代末から、いち早く写真を使った美術表現に取り組み、巨大なダンボール箱やドライアイスなどの固体物がゆっくりと形を変え、その様相を変化させていくさまを写真で記録し、「重力」や「時間」を眼に見えるかたちで示す作品で注目を集めました。

野村は、そうした物の変化を観察するなかで、「物が今ここに在るとはいかなることか」や、「物や時間によって成り立っているこの世界とは何なのか」に関心を持ち、やがて、その眼差しの対象を、地上の現象から、空や宇宙、DNAへと広げ、深めていきました。

太陽や月の運行の軌跡が美しい形を創り出すことを発見し、いま地球に届いている銀河の光が実は化石になった植物が生きていた時代に生まれたものであることの不思議さなどに魅了された野村は、それを写真だけでなく、映像や音、さまざまな媒体を使って表現してきました。その意味で、野村はマルチメディア・アーティストの先駆けでもあります。

今回の展覧会は、そうした野村仁の40年近くにおよぶ活動を振り返る、東京では初めての大規模な回顧展です。

メディア

スケジュール

2009年05月27日 ~ 2009年07月27日

アーティスト

野村仁

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Reviews

zenich: (2009-06-20)

http://zenich.com/mt/archives/2009/06/post_109.html
作者のこともよく知らず何の前提知識もなくふらっと鑑賞。
最新の宇宙論をフォローしているアーティストという存在自体が希有ではないだろうか。(そんなことないのかな?)

cbliddell: (2009-06-21)

http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/fa20090612a1.html
Nomura fuses science, mysticism in artworks
By MARIUS GOMBRICH

Special to The Japan Times
If Pythagoras, Aristotle or any of the other axial luminaries of the Classical World were alive today, they might just be working as conceptual artists in the mold of Hitoshi Nomura, rather than philosophers and scientists. This is because the science and philosophy that these intellectual giants practiced were infused with a mysticism and metaphysical side quite at odds with the strict criteria and dry agendas of their modern equivalents, and much more in keeping with the interests and artistic methods of Nomura, whose career is the subject of a major retrospective at the National Art Center Tokyo (NACT).

yoshihiroueda: (2009-07-19)

http://ryokan.exblog.jp/8662466/
「科学にインスパイアされたアート」と書いたが、むしろ科学の成果の中にアートを見いだそうとしているのだと思った。

musica: (2009-07-22)

最初の印象は不思議な空間。よくわからないものもあったけれど、理解できたものは凄く感動しました。太陽の写真をつなげた作品には驚きました。
自然現象からあんな綺麗な曲線が生まれるなんて、思いません。

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