1975年にメキシコ・モンクロバに生まれたガルシア・トレスは、2005年にCalifornia Institute of the Artsを卒業。近年の個展としては、CCA ワット・インスティテュート現代美術館(サンフランシスコ、2009年)、カリフォルニア大学 Berkeley Art Museum & Pacific Film Archive(2009年)、ジュウ・ドゥ・ポゥム(パリ、2009年)、Kunsthalle Zurich(2008年)、Stedelijk Museum(アムステルダム、2007年)、Kadist Art Foundation(パリ、2007年アーティスト・イン・レジデンス・プログラムとして参加)などが挙げられます。
またガルシア・トレスは、「横浜トリエンナーレ2008」、「第52回ヴェネツィア・ビエンナーレ」(2007年)、シカゴ現代美術館でのグループ展「Escultura Social」(2007年)、テート・モダンでのグループ展「Learn to Read」と「Saturday Live Action & Interruptions」(ロンドン、2007年)、Artist’s Spaceでの「Elephant Cemetery」(ニューヨーク、2007年)、などにも参加し、2007年のフリーズ・アートフェアにおける、カルティエ・アワード受賞者でもあります。
ガルシア・トレスの代表的な作品として、「I Promise Every Time」(ART@AGNES、東京、2007年)が挙げられます。この作品は国内において初めて展示されたガルシア・トレスの作品であり、ホテルの部屋にいる際に、常に「約束をする」一人の作家の物語です。この物語が、歌やその歌詞が書かれた紙によって語られます。
「Il aurait bien pu le promettre aussi (He might as well have promised it)」(ジュウ・ドゥ・ポゥム、パリ、2009年)は、東京滞在中に作家が撮影した写真と、字幕作成スタジオにて同じく作家が撮影した写真を交互に照射するスライド・ショー作品です。作家は、外国映画を翻訳することによって生じる言葉の差異など、イメージの影に潜む物語を浮かび上がらせます。
タカ・イシイギャラリーでは初めてとなる今回の個展において、ガルシア・トレスは新作を発表いたします。
[画像: 「Unspoken Dailies」 2003-2009 16mm black and white film, 66 min.]
まだコメントはありません