東京藝術大学日本画第二研究室 素描展

東京藝術大学 大学美術館・陳列館

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大学院日本画第二研究室の学生と教員が、各々の「素描」を一堂に持ち寄り展示いたします。人に見せることを目的としていない創作上の準備段階とするもの、或いはそれ自体を目的とする作品を共に並べ、展示することの意味も含め、「素描」が示唆する内容に、各人が思いを巡らせるきっかけになればと企画いたしました。

「素描」は簡略で客観的な写し取りのようですが、生地・地金がそのまま反映し自身の心の中が現れます。日常生活で知覚する、さまざまな対象や状況から、直に得られる実感や感動によって手を動かし心を通わせます。記憶によって再生される表象もあれば、想像・思考などによって湧き起こる心的表象もあります。

「素描」のほかに、粗描、写生、下絵、ドローイング(英drawing)、デッサン(仏dessin)、クロッキー(仏croquis)、スケッチ(英sketch)、エスキース(仏esquisse) 等々の用語は、制作の目的ないし動機によって相互に意味するところに差異があります。必ずしも合致しませんが、一般的にはほぼ同義語のよう用いられております。対象とする目前の形象や心的表象を、主に描線を用いて確認し端的に掴み取ろうと探ります。近代では素描自体を作品として、其々の魅力に価値を見出すようになりました。


 

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スケジュール

2009年07月01日 ~ 2009年07月13日 12:00

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