ジャネット・カーディフ & ジョージ・ビュレス・ミラー 展

メゾンエルメス

poster for ジャネット・カーディフ & ジョージ・ビュレス・ミラー 展

このイベントは終了しました。

2009年度最初の展覧会では、人間のあらゆる知覚を呼び覚まし、別の場所、時間、思考へと誘うような、ジャネット・カーディフとジョージ・ビュレス・ミラー、二人のアーティストによる作品を展示します。

ジャネット・カーディフ(1957 年生まれ)とジョージ・ビュレス・ミラー(1960 年生まれ)はカナダ人アーティスト。現在カナダのブリティッシュコロンビア州グリンドロッドと、ドイツのベルリンを拠点として活躍しています。今回の展覧会では、彼らの代表的な2作品を展示します。

「The Forty-Part Motet 40 声のモテット」(2001 年制作)は、40のパートから成る楽曲のサウンド・インスタレーションです。会場に並べられた40個のスピーカーひとつひとつから、各パートを受け持つ歌い手の声が発せられ、観客は、それぞれの歌い手の間を自由に歩き回るような体験ができます。楽曲の進行とともに音は融合し、やがて空間に反響するひとつの歌声となるとき、我々は目の前のスピーカーが音を発しているという単純な視覚的事実から解放されていきます。アメリカやヨーロッパをはじめとする、どの会場でも、音がその場所の特性を投影し共鳴させる本作品、今回、日本では初めての公開となります。

「Night Canoeing ナイト・カヌーイング」(2004 年制作)は、一筋の光も入り込まないブラックボックスの中で映像を見る作品です。夜の闇の中、懐中電灯の灯りひとつで下る川の様子は、水の音やささやく声とともに周囲の気配を伺うかのように我々の感覚を際立たせてゆきます。カヌーに同乗しているような親密さと我々が暗闇から声をひそめて覗き見をしているような不思議な緊張感を同時に感じることでしょう。一見無機質な装置が呼び起こす、エモーショナルな世界。見るものの知覚を揺さぶる彼らの表現は、フォーラムの空間を通常の視覚というリアリズムから解放する機会となるでしょう。

画像: 「ナイト・カヌーイング」(video still) (2004) Mixed media installation]

メディア

スケジュール

2009年02月24日 ~ 2009年05月17日
月〜土11:00-20:00 (最終入場19:30) 日11:00-19:00 (最終入場18:30), 3月18日(水)休み

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Reviews

Jessica Niles DeHoff tablog review

Alleluia

In the heart of Ginza an exhibition transports visitors to a choral heaven.

jinno: (2009-03-14)

mcai66: (2009-03-22)

「ナイト・カヌーイング」は「まったりした『ブレアウィッチ・プロジェクト』じゃないの?」と思ったり。
銀座でお買い物にくたびれたら、ちょこっと寄ってみたらいいと思います。寛げるし楽しめます。
http://brautigan.blog3.fc2.com/blog-entry-643.html

sherpa: (2009-04-12)

"The Forty-Part Motet" truly is an immersive experience, and one from which emerges a new understanding and appreciation for the synergy of vocal performance.

The review above refers to a harmony of parts "liberating them from a dull visual experience". And this it does. Engaging, interactive and surprising in equal measure.

However the second work in this exhibition, "Night Canoeing", is without doubt an example of a dull visual experience. Reading the review and hooked by phrases such as "holistic sensory experience", "intimate feeling" and "mysterious intensity" it was disappointing to witness something which by definition could not be holistic. A deadened room without airflow, soporifically warm and with seats lined up in front of a small screen does nothing to connect one to the feeling of floating down the river depicted on screen. The small screen on only one wall of the room, handheld video, selectively zoomed and panned, an oversharpened and bright crisp image. There is no immersion, no intimacy, no sense of depth and certainly no nocturnal mystery or intensity here.
Had this work been presented as a full-sized projection on 3 or 4 walls, what is claimed in the review may well have been possible and a powerful immersive work could have resulted. But as it stands, this is little more than what one might film while on a canoeing holiday and watch on TV at home.

shumai: (2009-04-13)

40声のモテットには圧倒されました。音色の洪水に押し流されそうです。自分が真ん中に入るので臨場感が半端じゃないです。あと、休憩タイムも面白いので声楽が終わってもちょっと待つと良いと思います。
ナイトカヌーイングの方は、もうちょっとスクリーンが大きいと没入感があったんじゃないかなぁ。岸が映らなくなるあたりで恐怖感を味わえます。

kayo094: (2009-04-30)

急いでいたせいもあり、空間を楽しめなかったせいか基本的に意味があんまり分からない感じでした。
http://cocothouse.exblog.jp/9664028/

kico16: (2009-04-30)

「The Forty-Part Motet 40 声のモテット」:
 全てのスピーカーの前をゆっくりと歩いた後、中央のベンチに腰掛け、目を閉じて音楽に身を委ねました。たくさんの歌い手がいるように感じられ、その美しく荘厳な響きに、心が洗われました。
 しかし、曲が終わり、再び目を開けると―また独りの世界に戻ってきたようで、少し寂しくなりました。

nakamiho: (2009-05-09)

ramarama: (2009-05-12)

合唱をきくとき、普通、歌い手たちとは向かい合うかたちになります。
向かい合って前から聞こえてくる合唱ではなく、
彼ら歌い手たちの中で聞こえている合唱を、聞いてみると???

もうひとつ、映像の作品も。
こちらは、暗幕で覆われた小部屋なので、むしむしして、
しかもベンチが空いてるかどうかも見えないほどの暗さで、
なんというかちょっとめんどくさいですが、時間があれば是非。
本当は、一人か二人で見たいなー。

http://ramarama.cocolog-nifty.com/ramarama/2009/05/post-dc0b.html

picabia: (2009-06-11)

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