ウィリアム エグルストン 「パリー京都」

原美術館(東京)

poster for ウィリアム エグルストン 「パリー京都」

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カラー写真を芸術的表現の域にまで高めた先駆者であるアメリカの写真家、ウィリアム エグルストン。原美術館では、その知名度にもかかわらず、日本でまとめて紹介される機会のなかったエグルストンの、日本の美術館における初個展を開催いたします。本展では、円熟味を感じさせる近作である二つのシリーズ、「パリ」と「京都」を中心に初期の代表作を加え、色彩の詩人、ウィリアム エグルストンの豊かな表現の世界を紹介します。「パリ」シリーズは、カルティエ現代美術財団の依頼を受けて2006年から3年にわたってパリのいたるところを撮影したもので、2009年にパリの同財団美術館での個展で発表されました。カメラを通して類型的なイメージに堕さない都市の断片を鮮やかな色彩ですくいあげた作品ですが、このシリーズは写真だけでなく、色彩豊かで闊達自在な即興的ドローイング作品によっても構成され、これまで発表されなかったエグルストンの意外な一面に触れることもできる貴重な作品です。

また「京都」は、パリに先だつカルティエ現代美術財団とのプロジェクトとして2001年に制作されました。撮影場所の選択を任されたエグルストンは、自分が知っているお気に入りの地として京都を選択しました。ここでも、古都であり国際的な観光都市として類型的なイメージが染みついた日本の大都市の細部を、自由自在かつパーソナルな視線で切り取っているところが魅力です。

本展ではこの二大シリーズに加えて、アメリカ南部で撮影した初期の出世作「ウィリアム エグルストンズガイド」の一部作品も展示いたします。また、展覧会オープンにあわせ、作家も来日する予定です。なお、パリ」シリーズの展示は9月にスウェーデン、ヨーテボリのハッセルブラッド財団へ巡回いたします。

[画像:[図版1]ウィリアム エグルストン「パリ」 (2006–2008) © 2009 Eggleston Artistic Trust, Memphis; Courtesy Cheim and Read, New York]
図版[1]はカルティエ現代美術財団蔵

メディア

スケジュール

2010年06月05日 ~ 2010年08月22日

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Reviews

Sol Jung tablog review

Eggleston in Japan

“Paris – Kyoto” is the photographer William Eggleston’s first solo exhibition in Japan at the Hara Museum of Contemporary Art.

tunes: (2010-06-24)

対象を真正面に捉えている写真。でも人物は真正面じゃない場合が多い。
http://blog.livedoor.jp/tunes1/archives/52635901.html

cucino: (2010-07-11)

パリや京都を撮った近年の作品も美しいですが、1970年代の「ニューカラー」の写真を観ることができるのが、やはり魅力です。殺伐とした風景がドラマチック世界に変わるところを目撃できます。
http://cuccino.blog104.fc2.com/blog-entry-72.html

taikiti: (2010-08-23)

最終日に鑑賞してきました。
大変な混雑のためやっぱり観るのにすこしイライラしてしまいました。が、SCAI THE BATH HOUSEの二つを見て自分自身写真をしていく身としてこういう写真を撮っているような気がしました。(ウィリアムさんとは比べものになりませんが...)

何気ない町の一部や建物、車、廃車、森、庭、人がやさしくもはっきりと写し出されています。構図が本当にステキです。これはまさに「感性の良さ」を感じます。決しておしゃれな写真、かっこいい、クールとかではない感性です。

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