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山本藍子 展
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山本藍子 展
マキイマサルファインアーツ
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アーティスト
山本藍子
山本藍子の日本画は、豚の頭を描いています。
それは同時にレースを手描きで描いていくという花の絵でもあります。
この花と毒の組み合わせが、新しい日本絵画の地平を示しているのです。
例えば、新作『豚さんの肖像(大阪の鶴橋商店街にて購入した茹で豚)』を見てみると、茹でた豚の頭のグロテスクさは、描き込まれたレースで覆い隠されていて、不用意に見れば気がつかないものなのです。この豚という現実を直視しながら、しかもなお、それをレースの美しさで覆い隠して描くというところに、芸術というもののダブルバインド性が自覚的に展開されているのです。つまり芸術というのは、事実を隠して、透かして見る事なのです。
茹で豚を買った「大阪の鶴橋商店街」というのは、在日朝鮮人の町として有名なところで、しかも戦後のて土地財産の不法占拠が多発した地域です。しかし彼女に豚を描く政治的なメッセージや意図があるのか、というと、そういうものは、まったくないのです。
むしろ在日朝鮮人や部落解放運動といった現実を絵画で覆い隠していくものです。あくまでも政治ではなくて芸術であり、そしてリアルな現実ではなくて、それを覆い隠す絵画の成立なのです。
2010年代のアートシーンに重要な役割をするだろう新人日本絵画の新星を応援して下さる事を、心からお願いする次第であります。
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スケジュール
2010年5月21日(金)〜2010年6月1日(火)
開館情報
時間
12:00 〜 19:00
最終日は17:00まで
休館日
月曜日、火曜日、水曜日
入場料
無料
会場
マキイマサルファインアーツ
http://www.makiimasaru.com
住所
〒111-0053 東京都台東区浅草橋1-7-7
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アクセス
JR総武線浅草橋駅東口より徒歩2分、都営浅草線浅草橋駅A3出口より徒歩2分
電話番号
03-3865-2211
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