「マリー・ローランサンの扇」 展

DIC川村記念美術館

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「死んだ女より哀れなのは、忘れられた女です」。この有名なフレーズで知られるように、画家マリー・ローランサン(1883-1956)は自ら詩を書き、多くの詩人と交流しました。1922年に友人の詩人たちはマリーを称える詩を寄せ合い出版しますが、この詩集には「扇」というタイトルが付けられました。なぜならエレガントでミステリアスな女性を想像させる扇は、マリー・ローランサンのシンボルとなっていたからです。

このことを知るとき、「扇」という言葉は「絵画と詩」「女性的な世界」の2つの次元において、マリー・ローランサンの世界を象徴するキーワードとしてとらえられます。マリーの絵画に漂う叙情性は、色彩と詩情の融合と呼ぶに相応しく、彼女が描き続けた世界は、まさに扇にたとえられるような優雅と洗練、魅惑に満ちた女性たちの夢の王国にほかならないからです。

本展では長野県蓼科高原にあるマリー・ローランサン美術館のご協力により、青春時代から円熟期までの歩みを、代表的な油彩画のほか、それぞれの時代に描かれた自画像、挿画本など33点の作品によってご紹介いたします。扇を広げてゆくと、閉じられていたときには見えなかった美しい模様があらわれるように、出品作品を新しい感動と共にご覧いただければ幸いです。

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スケジュール

2010年01月26日 ~ 2010年03月28日

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