ミヅマ・アクション2010年7月14日よりミヅマ・アクション(中目黒)では丸田斎「平和と波動」展を開催いたします。
丸田斎は1969年、長崎県佐世保市生まれの作家。
東京における初の個展となります。
紙やキャンバスにアクリルや油彩などを用いる作品は、ペンによる表現を重要な要素としています。制作の大半の時間は、先が0.1ミリのドイツ・ロットリング社製の製図用ペンで、「描く」というよりは「打つ」ことに費やされます。無数に打たれた点での表現は、不思議な丸田ワールドを展開し、見る立ち位置により微妙に変化する画面は、遠景から見ると、ただならぬ世界の表現に圧倒されます。
本展の題名「平和と波動」の由来は、そんなミクロの表現からきています。丸田は、平和への祈りを込めて0,1ミリのドットを毎日10時間、1年間打ち込み続け、今回の10メートルの大作を完成しました。
10年近く続く、丸田のロットリング手法へのこだわりは、点描の表現を取り入れていたとされるレオナルド・ダビンチへの強い関心があります。そして、朝の読経のように始められる「打つ」行為は、快楽的に「描く」行為とは異なり、修行僧が、百万巻の念仏を唱える行の世界に通じると作家は言います。
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