「SLASH/2」展

island MEDIUM

poster for 「SLASH/2」展

このイベントは終了しました。

「SLASH」展は、今一番旬なアーティストを複数人とりあげ、シリーズで展開していく企画展です。

「SLASH」とは、ファンが作った2次創作作品(ファン・フィクション)の中で、キャラクター同士が結びつくようなカップリングを示す際に間にスラッシュ記号( / )を入れたことから、それを総称して「スラッシュもの」と呼ばれています。

この企画「SLASH」では、単に2人のアーティストを並べて展示するだけではなく、事前に幾度となくミーティングを重ね、お互いのイメージや意識を深く理解するところから始めていきます。その上で、それでは作品を通して、自分たちは社会にいったい何を提示できるのか、何がおもしろいのか、何が可能であるのかを話し合い、展示プランを決めます。また、それはDMのデザインにも及び、2人の共通する目的からキーワードを上げ、アートディレクターのCRAFTIVEとともに一つの作品を生み出すように制作されています。

第2回目となる「SLASH-2」では、台湾のレジデンスから帰って来たばかりで、「群馬青年ビエンナーレ2010」にも入賞した井出賢嗣と、「VOCA2009」に選抜された苅谷昌江の2人展を開催します。「SLASH-2」には“アジア”という共通点が1つあります。井出賢嗣は、昨年台湾にレジデンスをしていた時に出会った台湾人との関係、またそこで学んだ風土や歴史、国民性から、自分が日本人であるということ、あるいはアジア人であるということを以前より強く意識する結果となりました。また苅谷昌江の新作には、戦争で中国に移住した伯母の肖像が描かれています。国や政治に翻弄され、自らの意志とは関係なく進んでいく人生の中で、まず人間としての価値観や生き方を必死に守って生きた強さに、自身を重ねています。

その時代の流行や、1人のアーティスト、キュレーターの視点に委ねるのではなく、自分たち自身でそれぞれが考えを出し合い、自らの手でまず価値をつくっていくことこそが必要であると考えています。個人で完結するのではなく、また勝ち負けではないところで、それぞれの思想が交わること、そこから生まれる想像力の多様性を信じて探っていきます。

メディア

スケジュール

2011年02月17日 ~ 2011年02月27日

オープニングパーティー 2011年02月16日18:00 から

アーティスト

井出賢嗣苅谷昌江

Facebook

Reviews

All content on this site is © their respective owner(s).
Tokyo Art Beat (2004 - 2020) - About - Contact - Privacy - Terms of Use