小川浩子展

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アーティスト

小川浩子

＜画廊からの発言　新世代への視点2011＞
7月25日（月）より11画廊の共同主催により「新世代への視点2011」展を開催致します。これは1993年より続いている展覧会で、各画廊が推薦する新鋭作家の個展を同時期に各会場で開催する企画です。

今年で12回目を向かえる「新世代への視点2011」展では小川浩子をご紹介いたします。小川は岩塩と黒鉛の素材を用いて、ギャラリー内に精神的な磁場を出現させるインスタレーションを展開。Janus／ヤヌスと題された本展は、物事の相反する二面性とその繫がりをテーマにしています。作品の支持体となる岩塩は百合の雄しべを、黒鉛(グラファイト)は百合の雌しべをメタファーとして無数に模刻したものをそれぞれ画廊内に積み上げて展示します。また、それぞれの模刻で出た削粉を使用した平面作品も同時に展観する空間は、見る者に様々なイメージを想起させるでしょう。※ヤヌス（ローマ神話の物事の始めと終りをつかさどる双面神）

スケジュール

2011年7月25日(月)〜2011年8月6日(土)