終了した展覧会・イベントです

「ニット&ウール」展

スウェーデン大使館
終了しました
ブリットマリー・クリストッフェションは、スウェーデンに残る伝統ニットパターンを記録し、25年前にそれらを様々な形で紹介しました。その記録の一部は、当時スウェーデンで企画された巡回ニット展「古いパターン、新しいセーター、世界のニットテクニック」でも紹介されました。手編みへの関心が高まる今、それらの貴重な伝統ニットパターンを再びご紹介する良い機会だと思います。また1980年から1990年にかけて、ブリットマリーはその記録したパターンからインスピレーションを得て、新しいセーターをデザインしました。今回の展示ではそれらのセーターの一部も併せてご覧いただきます。この展示を通して編み物に興味をお持ちの皆様に、インスピレーションや参考になるアイデアをお伝えできたらと思います。

ボリエ・ノールベリーとウッラカーリン・ヘルステンは30年前、スウェーデンの首都ストックホルムと第二の都市イェテボリーのほぼ中間に位置するエーデスヘーグ町郊外の田舎に、オステルヨートランド羊毛紡績工房を開設しました。工房では紡績機ジェニーで毛糸を紡ぎ、伝統技術に基づいて杼(ひ)を使うジャガード織機で毛布を織っています。展示ではオステルヨートランド羊毛紡績工房がこれまでたどってきた歴史、そしてクオリティーやデザインを重視して手掛けてきたプロジェクトなど、オステルヨートランド羊毛紡績工房の横顔をご紹介いたします。そして草原に放牧されている羊から毛を刈り取り、毛布ベエェBääという製品が出来上がるまでのプロセスを映画でご覧いただきます。自らの仕事を通して、絶滅の危機に瀕している手工芸産業の活性化に寄与し、スウェーデンの文化遺産を守るよう心掛ける羊毛紡績の仕事を是非ご覧ください。

スケジュール

2011年3月15日(火)〜2011年4月21日(木)

開館情報

時間
09:0017:30
休館日
土曜日、日曜日、祝日
入場料無料
展覧会URLhttp://www.swedenabroad.com/CalendarView____4371.aspx?slaveid=119436&showperiod=2011-03-15
会場スウェーデン大使館
https://www.swedenabroad.se/ja/embassies/japan-tokyo/
住所〒106-0032 東京都港区六本木1-10-3-100
アクセス東京メトロ南北線六本木一丁目駅1番出口より徒歩7分、東京メトロ日比谷線神谷町駅2番出口より徒歩7分
電話番号03-5562-5050