青秀祐 「マルチロール・ファイター」
eitoeiko
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ことし初頭に航空科学博物館で開催した「TRIAL」展では多くの航空ファンを魅了し、また3月に3331 ARTS CHIYODA 内のアキバタマビ21で開催された「act」展では、日本画科出身の作家としては異例ともいえるインスタレーション「1000PAX INVASION」を発表した青秀祐。 航空産業に人間の原点を見出し、その発展と空への憧れを作品化しています。
本展のタイトルとなっている「マルチロール・ファイター」とは、多用途戦闘機とよばれるタイプの航空機を示します。戦術の変化に対応し、武装の変更と改良により新たな使命をもって活躍する戦闘機は、ひとつのモチーフが波紋となって無限にひろがる様相に似ます。 そしてそこには、時代の変化や各国の思想が浮き彫りにされていくのです。
アートが世界各国の文化を代表するように、それぞれの任務につき空を舞う飛行機には、国民に先駆けて自国を防衛する「代表者」の姿が重なります。このふたつの側面と交錯しながら、青秀祐の作品は美術におけるマルチロールとは何かを考察します。
メディア
スケジュール
2011年11月12日 ~ 2011年12月10日
オープニングパーティー 2011年11月12日17:00 から 19:00 まで