終了した展覧会・イベントです

「ミミオ図書館&試写会 in 東京」展

VOLCANOISE
終了しました

アーティスト

村田朋泰、辻直之、鴻池朋子
先の震災を契機に発足し、絵本とエピソードの寄贈でつくられた「ミミオ図書館」が、12月に石巻市図書館にて開架することが決定しました。「ミミオ図書館&上映会 in 石巻」では、絵本開架と同時に、現代の3人のアーティストによるアニメーションと、昭和に石巻や宮城県内の家庭で撮られた貴重な映像アーカイヴの上映も行います。

石巻で開架するにあたり「ミミオ図書館&試写会 in 東京」では、寄贈絵本やエピソードの一部を公開し、実際に現地で上映する映像の試写を行います。ボランティア参加希望の方は、in 東京の司書と話しながら、現地で司書ボランティアとして、どのようなことをするのかを体験して頂くことができます。ボランティアに行こうか迷っている方や一般の方も、ぜひ一度足を運んで頂き、石巻でこれから行う活動について知って頂ければと思います。絵本、エピソード、映像が石巻へと旅立つ前に、ミミオ図書館のイメージを膨らませる機会にしてください。

<「12月、家へ帰る途中」試写会> *随時行っております。予約不要。
ミミオ図書館の開架とともに上映する、現代の3人のアーティストが制作したアニメーションと昭和の石巻や宮城県内を映し出す16ミリ、8ミリのホームムービー(編集してDVDで上映)の試写をin 東京にて行います。石巻での上映会は、東北の長く厳しい冬、冬ごもり、冬眠に見られる、自然という家へ“一年に一度還っていく”12月という時期に、学校と“家へ帰る途中”に位置する図書館にて行われます。
震災後の日常生活において、私たちの心に起こる「懐かしさ」、「家」というやっかいな感覚の行方。ホームムービーが石巻や宮城県内における現実にあった過去の生活を思い起こす懐かしさであるならば、3人のアーティストによるアニメーションは、記憶、胎内、自然という生き物の始源に思いを馳せる郷愁であるとも言えます。上映作品を通して、ノスタルジアという“家に帰りたくても帰れない”不可解な感情と向き合い、過去へと引きずり込まれそうになる帰り道を、これから生きる欲望への道と繋げられるかを探ります。

<1部>アニメーション
<2部>石巻、宮城県内の昭和のホームムービー(約20分/DVD上映)

※アニメーション作品の詳細はホームページをご覧ください。

スケジュール

2011年11月17日(木)〜2011年11月23日(水)

開館情報

休館日
月曜日、火曜日、水曜日、金曜日、土曜日、祝日
メールまたは電話による予約制。13:00~、15:00~、17:00~の3回。
備考
開場時間: 13:00〜19:00 (予約不要)
入場料無料
展覧会URLhttp://volcanoise.com/jp/
会場VOLCANOISE
http://volcanoise.com/
住所〒101-0021 東京都千代田区外神田2-1-4 松住町別館201
アクセス東京メトロ丸の内線御茶ノ水駅2番出口より徒歩3分、JR中央線・総武線御茶ノ水駅御茶ノ水橋口より徒歩5分、東京メトロ千代田線新御茶ノ水駅B1出口より徒歩7分
電話番号03-5296-8807
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