「国宝 源氏物語絵巻に挑む -東京藝術大学 現状模写-」展

東京藝術大学 大学美術館・陳列館

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東京藝術大学では横山大観在学時より、絵画技法習得の一環として古典研究模写を行っています。その伝統は現在も続いており、平成15年度より正規カリキュラムとして7年間にわたり徳川美術館、五島美術館所蔵の国宝「源氏物語絵巻」の現状模写に取り組んできました。修了制作の一環として修士課程に在籍する大学院生が参加したほか、現在新進気鋭の画家として活躍する卒業生達も含む56人が手がけ、それらの作品が東京藝術大学、徳川美術館、五島美術館にそれぞれ収蔵されました。

現状模写は、文字通り、作品の現在の状況を目に見える通りに写すことを目的としています。美しいかな文字と多彩な装飾から成る詞書と用いられた絵具や剥落の状況がそれぞれに異なる絵は、各場面ごとに複雑な様相を見せています。「現状模写」の手法には、定められた解答はありません。制作者一人一人が、自らの創意工夫によって表現を考え、色彩を選びながら完成させた作品は、平安時代の絵師が描いた「源氏物語絵巻」の美の神髄に、現代の若き日本画家達が挑戦した成果なのです。

本展覧会は、東京藝術大学が行った「源氏物語絵巻」現状模写の全てを一挙公開する初めての機会となります。あわせて、例年一場面のみの公開に限定している徳川美術館蔵の国宝「源氏物語絵巻」のうち「柏木(一)」「宿木(三)」の全場面を特別公開します。

ギャラリートーク 
-9月10日(土)、11日(日)、24日(土)、25日(日)

メディア

スケジュール

2011年09月09日 ~ 2011年09月25日

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