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「ぬぐ絵画 -日本のヌード 1880-1945」 展

東京国立近代美術館
終了しました

アーティスト

黒田清輝、萬鉄五郎、熊谷守一、村山槐多、安井曽太郎、小出楢重、古賀春江、和田英作、梅原龍三郎
今日も盛んに描かれ続ける、はだかの人物を主題とする絵画。絵といえば、風景や静物とともに、まずは女性のヌードを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

しかし、はだかの人物を美術作品として描き表し、それを公の場で鑑賞するという風習は、実はフランス、イタリア経由の「異文化」として、明治の半ば、日本に入って来たものでした。以後、これが昭和初頭に定着するまで、はだかと絵画をめぐって、描く人(画家)、見る人(鑑賞者)、取り締まる人(警察)の間に多くの葛藤が生じることになりました。

「芸術にエロスは必要か」「芸術かわいせつかを判断するのは誰か」にはじまり、「どんなシチュエーションならはだかを描いても不自然ではないのか」「性器はどこまで描くのか」といった具体的な事柄まで、これまで多くの画家たちが、はだかを表現するのに最適な方法を探ってきました。

この展覧会は、今日も広く論じられるこうした問いの原点を、明治から昭和初期までの代表的な洋画作品約100点によってご紹介するものです。

[画像: 黒田清輝 「智・感・情」(1899) 東京国立博物館蔵 重要文化財]

スケジュール

2011年11月15日(火)〜2012年1月15日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
金曜日・土曜日は20:00まで
※入館は閉館の30分前まで
休館日
月曜日
月曜日が祝休日の場合は月曜日開館、翌平日休
展示替期間・年末年始休館
備考
2012年1月2日(月)、9日(月)は開館。12月28日(水)〜1月1日(日)、1月10日(火)は休館。
入場料一般 850円、大学生 450円、高校生以下は無料
展覧会URLhttp://www.momat.go.jp/Honkan/Undressing_Paintings/index.html
会場東京国立近代美術館
http://www.momat.go.jp
住所〒102-8322 東京都千代田区北の丸公園3-1
アクセス東京メトロ東西線「竹橋駅」1b出口徒歩3分、東京メトロ半蔵門線・東西線・都営新宿線「九段下駅」4番出口、半蔵門線・都営新宿線・三田線「神保町駅」A1出口より徒歩15分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)
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