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「色めく彫刻-よみがえる美意識」展

群馬県立館林美術館
終了しました

アーティスト

ロダン、前原冬樹、北村四海
石、金属、木・・・素材そのもの美しさに加え、彫刻作品は彩色にも大きな魅力と可能性が秘められています。
ミケランジェロの時代から近代に至るまで、西洋では彫刻に色づけすることはあまり好まれませんでした。ロダンにとって、彫刻への彩色は、正確な肉付けを邪魔するシミのようなものでしかなかったでしょう。しかし、西洋でも日本でも、神殿や寺社、仏像に彩色を施すことは古くから行われており、忘れかけられていたその事実は、近代になると考古学的発見として広く知られるようになります。
近代の日本において、彩色彫刻の美意識を再び世に問うたのは、長い伝統を背景に新しい可能性を追求した、木彫を中心とする彫刻家たちでした。彫刻全体を包む華やかな色彩には、形と色の双方に、持ちつ持たれつの共存関係がみうけられます。さらに現代に生きる彫刻家たちは、自らの表現世界の実現のために、色を欠かせない要素として取り込んでいます。
本展は、近現代彫刻の色に注目し、彫刻の特性と表現の多様性を紹介する、当館独自の企画展です。

スケジュール

2012年9月22日(土)〜2012年12月2日(日)

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
備考
休館日: 毎週月曜日(10月8日は開館)、10月9日(火)
入場料一般 800円、大高生 400円
会場群馬県立館林美術館
http://www.gmat.pref.gunma.jp/
住所〒374-0076 群馬県館林市日向町2003
アクセス東武伊勢崎線多々良駅より徒歩20分、多々良駅よりタクシー10分
電話番号0276-72-8188
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