小川敦生 「animation」

ベイスギャラリー

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小川が選択する支持体は紙、黒板、ガラス、木、石鹸といった、おおよそ書きつけられる全てに及んでいます。ペン、チョーク、ニードル、描く道具は支持体によるものの、すべて全体は1 本の線で繋がっています。 行く末を見越し、企図に従って筆を動かすのではなく、むしろ無意識に動いてしまう、いわば手が持つ本然的な何かに任せて線は描かれています。 更にカリカリと音が聞こえてくるかのようなこの線は、見る私達に手と支持体の静かなせめぎ合いを肉感的に伝えてきます。 小川の線は、私達がかつては持っていた描く欲望を改めて覚醒させ、更に小さな創造の欲望を召還し、ついに思わず手を動かす衝動にまで牽引してしまう。 紙に蝋引きし、更なる抵抗の肌触りを仕掛ける。 紙を重ね合わせて生み出される重畳的な線は不思議な深さを作り、一層私達の手に動く衝動を喚起し、描く衝動を呼び覚ますのです。 小川の作品は人の深いプリミティヴな場所に向かい、共振を静かに迫ってくるのです。本展は海外でも発表が続く小川のBASE GALLERY での初の個展となります。

メディア

スケジュール

2012年12月15日 ~ 2013年02月08日
冬期休廊: 2012年12月29日~2013年1月9日

オープニングパーティー 2012年12月05日18:00 から 20:00 まで

アーティスト

小川敦生

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