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「雪と氷-『雪華図説』から近現代の美術まで」展

群馬県立館林美術館
終了しました
雪と氷は、美術の世界にさまざまなイメージを提供し、多くの作品のモチーフとなってきました。
そこには、雪の積もった美しい山々の風景、雪深い地方での人々の営みの情景、寒い冬の心象風景、氷がよびおこす想像の世界など、作家それぞれのイマジネーションと生活から生み出された、豊かな表現がうかがえます。
一方、雪の殿さまとして名高い古河藩(茨城県古河市)藩主土井利位が著した『雪華図説』は、当時の雪文様ブームの火付け役となり、また近代では雪の結晶を科学的に研究する傍ら、自らも雪のデザインをたのしんだ雪博士中谷宇吉郎など、雪がもつ魅力は、多くの人たちの心をとらえてきました。
本展では、雪と氷にちなんだ美術作品に加え、土井利位の関係資料、中谷宇吉郎の業績を顕彰すべく創設された雪のデザイン賞入賞作品などをあわせてご紹介します。
日本一を争う夏の暑さで有名な館林より、しばし涼風をおとどけしようと企画された本展をどうぞお楽しみください。

[画像: 渓斎英泉「江戸の松名木尽 押上 妙見の松」(江戸時代後期)]

スケジュール

2012年7月21日(土)〜2012年9月2日(日)

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
入場料一般 500円、大高生 250円
会場群馬県立館林美術館
http://www.gmat.pref.gunma.jp/
住所〒374-0076 群馬県館林市日向町2003
アクセス東武伊勢崎線多々良駅より徒歩20分、多々良駅よりタクシー10分
電話番号0276-72-8188
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