河野鷹思「河野鷹思のイラスト - 新聞・雑誌に掲載されたものを中心に - 」

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日本のグラフィックデザインにおける先駆者のひとりとして、原弘、早川良雄、山城隆一、亀倉雄策など、当時気鋭のデザイナーと共に、多彩な活動を展開していた河野鷹思 (1906-1999)。東京美術学校図案科在学中から、築地小劇場の舞台装置にたずさわり、卒業後は松竹キネマ宣伝部で、映画ポスターやチラシなど数多くの広告デザインを手がけました。1934年からは、名取洋之助主宰の第二次日本工房に顧問デザイナーとして参加、対外日本宣伝雑誌「NIPPON」の制作に関わる傍ら、映画やレビューの美術監督として舞台セット、衣装デザインも担当、モダンで洗練された河野のデザインはその領域を広げていきました。戦時中はインドネシアで宣撫工作に従事、復員後、「VAN」や「蝋人形」、「週刊朝日」「サンデー毎日」などの雑誌小説の表紙や挿絵を担当、1951年からは、毎日新聞社が敢行する海外向けの英文年鑑「NEW JAPAN」のアートディレクションを原弘と共に担当しました。その後も、「日宣美展」、「グラフィック '55」といった戦後のグラフィック・デザインの主要な展覧会に参加し、その発展に重要な役割を果たしました。また、1960年にはポスター「淡交」(1955年/淡交社)が日本人として初めてニューヨーク近代美術館のパーマネントコレクションに選出されるなど国際的にも評価され、グラフィック・デザイン史にも多く貢献を致しました。

本展では、1930年代から1960年代までにかけての、新聞や雑誌の挿画やカットなどのイラストを中心に、当ギャラリー所蔵の中より選び、地味ながらも河野らしいユーモアあふれる作品群となっております。そのほか、生活の意識向上のためのコラム「生活美術の雑談室・ピンクパアティ」(新女苑)や、街行く人々の服装を、的確なアドバイスとイラストで評した「スタイル改装」(読売新聞)など、1950年代当時、一部では服装時評家としても知られていた河野の一側面も紹介いたします。

メディア

スケジュール

2012年08月01日 ~ 2012年08月31日

アーティスト

河野鷹思

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