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「日本のデザインを考える 第3回 ウィリアム・モリスと生の感触(Vivid Touch)」

amu
終了しました
日本のデザインの独自性を考えるトークセッション・シリーズの第3回。19世紀、ユーラシア大陸西端のブリテン島でモダンの入口と格闘したモリスの軌跡は、ユーラシア東端の島でモダンの出口を模索する21世紀の私達に、大きなヒントを与えてくれます。
当時のイギリスを代表する詩人、作家、ファンタジー文学の創始者、批評家、近代デザインの創始者、企業家、マルクス主義労働運動の指導者、といった複雑な顔を持つ巨人、ウィリアム・モリス(1834 - 1896)の仕事に一貫するのは、それらすべてのディテールにある生々しい生命感、生の感触です。 モリスのデザイン的発想の合理的な側面は、バウハウスなどの20世紀のデザイン運動に引き継がれましたが、この「Vivid Touch」という側面は必ずしも引き継がれていません。
また、モリスの「アーツ・アンド・クラフツ」運動が日本の「民芸運動」に与えた影響、またその社会思想が日本の社会運動に与えた影響の中でも、モリスの創作活動と思想の核とも言うべきこの側面は必ずしも十分に評価されていません。
モダンな合理性の追求に限界が見えている現在、モリスの「生々しさ」の持つ意味を改めて考え直します。

会場; amu
定員: 40名(事前申込制)
スピーカー: 鈴木誠一郎
聞き手: 川崎紀弘
※申込方法等詳細は公式ホームページをご覧ください

スケジュール

2013年1月24日(木)〜2013年1月25日(金)

開館情報

休館日
イベントにより異なる
備考
開場: 19:00
入場料参加費: 1000円
展覧会URLhttp://www.a-m-u.jp/event/2013/01/jdesign-03.html
会場amu
http://www.a-m-u.jp/
住所〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿西1-17-2
アクセス東京メトロ日比谷線恵比寿駅2番出口より徒歩3分、JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン恵比寿駅西口より徒歩5分
電話番号03-5725-0145
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