「ミュシャ財団秘蔵 ミュシャ展 - パリの夢 モラヴィアの祈り」

森アーツセンターギャラリー

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19世紀末を代表するアール・ヌーヴォーの画家アルフォンス・ミュシャ。「ミュシャ様式」という言葉は装飾性豊かな彼個人の様式を指すと同時に、アール・ヌーヴォーの代名詞のようにも使われますが、本展では「ミュシャ」と聞いた時、誰もが思い浮べるようなポスター、リトグラフの名作に加え、紙ではなくシルクサテンに刷った本邦初公開の《四芸術》シリーズの他、ロンドンのミュシャ財団秘蔵の極めて質の高い作品が多数展示されます。

ミュシャにはグラフィック・アーティストとしての他、油彩画家としての顔もあります。ミュンヘンの美術アカデミーで油彩画の本格的な修業を積んだミュシャは、グラフィック・アーティストとして成功した後も画家としての野心を捨てることなく、油彩画を描き続けました。その最大の、最終的な成果が壁画的なスケールの大画面から成る《スラヴ叙事詩》ですが、油彩画は版画と違い「1点もの」であるため、これまでのミュシャ展でも散発的、限定的に紹介されてきた感はあります。今回は自画像や家族の肖像をはじめ、「画家」としてのミュシャにも焦点を当て、およそ30点の油彩が出品されます。

ミュシャにはこのほか、シェイクスピア劇などのための舞台衣裳・装置、アクセサリー、キャンディーボックスなどのデザイナーとしての顔、作品の数は限られていますが彫刻家としての顔、挿絵画家としての顔、あるいは写真家としての顔(彼の交友関係や私生活の記録として、またとりわけ《スラヴ叙事詩》の取材メモとしても興味深いものです)など、様々な顔があります。本展はこうしたマルチタレント的なミュシャの全貌を明らかにしていますが、これまでのミュシャ展ではとかくアール・ヌーヴォーの、ベル・エポックのミュシャに焦点が合い過ぎている感がありました。ロンドンのミュシャ財団からの提案もあり、本展ではパリ時代のミュシャのみならず、祖国に帰ってからの、あるいはチェコ人としての彼の生涯と思想にも焦点を当て、全体を6章で構成しました。

ミュシャ財団から厳選された240点を超える出品作で構成される本展は、人間およびアーティストとしてのミュシャの全体像をご覧いただく貴重な機会となることでしょう。

[画像: アルフォンス・ミュシャ「夢想」(1897) カラーリトグラフ 72.7 x 55.2 cm]

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スケジュール

2013年03月09日 ~ 2013年05月19日
火曜日は17:00まで。4月25日(木)は休館日

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