「記憶写真展 - お父さんの撮った写真、面白いものが写ってますね / 特集展示『秋岡芳夫とKAKの写真』」

目黒区美術館

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失われた農村風景、埋め立てられた川、拡幅で消えた街角、祭礼の賑わい、かつての人々の生活に溶け込んでいたランドマーク。人々が自分自身で撮影してアルバムにおさめた写真こそ、それらをめぐる人々の過ごしてきた歴史と結びついたさまざまな言説-物語を、最も強く記憶に繋ぎとめる「縁(よすが)」ではないでしょうか。本展がとりあげるのは、そんな「普通の人々の写真」をはじめとする、「写真による作品」であることを意識していない、ある意味純粋な写真の数々です。
目黒区めぐろ歴史資料館には、主として大正末期から1970年代に至る無数の写真(紙焼きとネガやポジ)があり、少数ですが街角を撮影したものなど、8mmフィルムも含まれています。これらは各家族の記憶と結びついていると同時に、農村から近郊住宅地へと移り変わり、さらに商業地域の展開された「目黒」やその周辺地域の姿を伝えています。また、これらに加え、目黒区の広報に用いられた写真などにも、撮影当時の意図とは別に、豊かな歴史的イメージを結果として伝えているものとして、今では「普通の人々の写真」と連続したものと見ることができるものも少なくありません。
目黒区やその周辺地域は、たび重なる道路状況の変更や河川の埋め立てなど、その変遷に連れ様々な変化をとげた地域ですが、それらの変遷もまた、これらの写真には写しこまれています。これらの写真にはまた、写真本来の性質として「撮影しようと思って焦点をあてた以外のもの」もまた写されていて、それらを仔細に眺めることで、ある時代に関する生き生きとした記憶を、時には自分の知らない、しかし記憶としか呼びようのない「あるもの」を呼びさますような、そんな細部にあらためて遭遇することができます。
本展では、目黒区めぐろ歴史資料館の協力により、資料館が保存している多数の写真から200点程度を選び、これらを再構成し、実際にその時代を知る人にも、知らない人にも呼び起される「記憶」をテーマに、写真の本質、それらを明確に意図しないまま取り込んでいた人々の生活を考えます。めぐろ歴史資料館所蔵のデータ、ネガ、ポジ類から選んだ写真、約200点を、新たに大小のサイズにプリントアウト。これらのプリントを、「ランドマーク」「交通機関」「道」「商店街」「家族」など複数(15個程度を予定)テーマに沿って分類・構成し、インスタレーションとして展示します。また、目黒に長く住んだデザイナー・秋岡芳夫とそのデザイン事務所「KAK」によって撮影された写真を一室に集め「特集展示」します。
現在では失われつつある「銀鉛写真」の現像焼き付け体験をはじめ、ピンホールカメラほか写真にまつわるテーマ・素材を取り上げたワークショップほかを開催する予定です(詳細は調整中、順次ウェブサイト等でお知らせいたします)。

+特集展示「秋岡芳夫全集1 秋岡芳夫とKAKの写真」

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スケジュール

2013年02月16日 ~ 2013年03月24日
入館は17:30まで

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