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「生誕250周年 谷文晁」展

サントリー美術館
終了しました

アーティスト

谷文晁
谷文晁(たにぶんちょう)(1763-1840)は、江戸時代後期の関東画壇で中心的役割を担った絵師です。文晁といえば関東南画の大成者として知られますが、狩野派や円山四条派、土佐派、洋風画をも学ぶなど、各画法の折衷に努めて一家をなした巨匠の一人です。しかし、文晁の多作さと多岐にわたる様式は、彼の活躍ぶりを伝えると同時に実像の把握を困難にしているとも言えるでしょう。一方、文晁は松平定信や木村蒹葭堂(けんかどう)など当代一流の文化人たちと親しく交わり、渡辺崋山(かざん)をはじめとする多くの門人を育てました。その人脈の広さは当時の画壇でも際立つものであり、知識人・教養人としても群を抜く、文晁という人物の魅力を物語っています。本展では、文晁の生誕250周年を記念し、文晁と人々との交流を軸に、彼の画業と功績をたどります。加えて、近年当館の所蔵となった谷文晁筆「石山寺縁起絵巻」を修復後初公開します。

[関連イベント]
記念講演会「知れば知るほど面白い 谷文晁の魅力」
講師: 河野元昭氏(秋田県立近代美術館館長・尚美学園大学大学院教授)
日時: 7月20日(土)14:00~15:30
会場: 6階ホール
定員: 100名
対象: 一般
聴講料: 700円(別途要入館料)

親子ワークショップ「絵巻をつくってみよう!」
講師: 半田昌規氏(株式会社半田九清堂 代表取締役)
日時: 8月3日(土)10:30~12:30
会場: 6階ホール
定員: 16組32名
対象: 小学4年生以上の親子
参加費: 2500円(材料費込み・別途要入館料)

特別講座「谷文晁筆『石山寺縁起絵巻』を紐解く ~ 修復によって見えてきたもの ~」
講師: 半田昌規氏(株式会社半田九清堂 代表取締役)
日時: 8月3日(土)14:30~16:30
会場: 6階ホール
定員: 60名
対象: 一般
聴講料: 700円(別途要入館料)
※関連イベント詳細は公式ホームページをご確認ください。

[画像: 谷文晁 「石山寺縁起絵巻 七巻のうち巻七(部分)」江戸時代 19世紀 サントリー美術館蔵]

スケジュール

2013年7月3日(水)〜2013年8月25日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
金曜日は20:00まで
休館日
火曜日
展示替期間・年末年始休館
※展覧会により異なる場合があります
備考
8月13日(火)は18時まで開館
入場料一般 1300円、大学・高校生1000円、中学生以下 無料
会場サントリー美術館
http://www.suntory.co.jp/sma/
住所〒107-8643 東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア 3F
アクセス都営大江戸線六本木駅8番出口より直結、東京メトロ日比谷線六本木駅直結、東京メトロ千代田線乃木坂駅3番出口より徒歩約3分
電話番号03-3479-8600
関連画像

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