終了した展覧会・イベントです

「没後1年 宇佐美圭司 展」

セゾン現代美術館
終了しました

アーティスト

宇佐美圭司
活動の原点になったのは、1965年「ライフ」誌に掲載されたロスアンジェルス・ワッツ地区の黒人暴動の写真です。宇佐美圭司はそこから抜き出した4つの人型(走る、屈む、踞る、投石する)を用いて、それ以後のすべての作品を制作するよう自決したのです。その持続を25年間見て、辻井喬はこう述べています。「彼がこのように禁欲的であるのは何故か。勿論、歌わないためにである。最も豊かに歌の旋律を持った男が自らに歌を禁じたのである」と。それからさらに20年を過ぎた昨年10月の惜しまれた死まで、宇佐美圭司の決意は揺らぐことはありませんでした。宇佐美圭司は「絵が好きだから画家を志したというのではない。描くことは好きだったが、それは歴史に参入するという意識とは別だ。私はかなり自覚的に自分の生のスタイルを選び取った・・・」と晩年に記しています。この冷静に聞こえる言葉こそが宇佐美圭司の歌であり、また宇佐美圭司の絵画とは(実は)歌うための装置として自覚的・禁欲的に追究したものだったのかもしれません。

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ギャラリートーク
日時: 10月12日(土)、11月2日(土)、23日(土)、12月21日(土) 14:00〜

スケジュール

2013年10月12日(土)〜2013年12月23日(月)

開館情報

時間
10:0018:00
11月は17:00まで
休館日
木曜日
木曜日が祝日の場合は木曜日開館
展示替え期間休館
8月は無休
備考
開館時間: 11月〜12月 17:00まで、開館日: 11月25日(月)以降は金曜日〜日曜日・祝日のみ開館
入場料一般 1500円、大学生・高校生 1000円、 中学生・小学生 500円
会場セゾン現代美術館
http://www.smma.or.jp/
住所〒389-0111 長野県北佐久郡軽井沢町長倉芹ヶ沢2140
アクセスJR長野新幹線軽井沢駅または、しなの鉄道中軽井沢駅よりバス(草津温泉行)「軽井沢千ヶ滝温泉入口」下車徒歩7分、中軽井沢駅よりタクシー10分
電話番号0267-46-2020
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