「陶炎の彼方へ ─ ティム・ローワンの現代陶」展

ア・ライトハウス・カナタ

終了しました

アーティスト

ティム・ローワン

NYCよりバスで二時間弱。大都会の喧騒から抜け出し、陶芸家ティム・ローワンさんが暮らす長閑な田舎町へと降り立った。緑に囲まれた町の名はストーンリッジ（岩の稜線）。ティムさんの現代陶にぴったりの名だ。ごつごつしているようで、しっとりとした土肌。まるでマーブルチョコのように、自然練込で生まれた景色がたのしい。その土味もさることながら、穴窯によって焼き締められたカタチも、一見の価値あり。実はこのティムさん、備前作家・隠崎隆一さんの唯一の外国人のお弟子さんであり、隠崎さんの紹介によって生まれた縁でもある。敬愛する師に影響されながらも、自己表現を貫くティムさん。その作品に、温厚で物静かな人柄がよく現れている。

スケジュール

2013年3月7日(木)〜2013年3月16日(土)