「コミュニケーション・バル "SHARED" 」

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東京ではここ数年、春はアートの季節と言われるようになった。今年は特にG-tokyo 2013、六本木アートナイト2013、アートフェア東京2013など三大アートイベントがはじめて同時に開催されるなど感性の高まりが最も強い週末をまもなく迎える。様々なアートに触れ、感化された後はぜひ「シェアードテラス外苑いちょう並木」で行われるコミュニケーションバル”SHARED”に行ってほしい。その一夜限りのスペシャルイベントは、アートやデザイン、ファッション、ビジネスの枠を超えて、普段出会わない人々が新しく出会い、語り合える場だ。
思い返せば、どの時代もアーティストを支えていたのは、カフェやバーだった。ピカソが常連だったバルセロナの「クアトラ・ガッツ」、ダリ、ピカソやミロが語ったバルセロナの「 LONDON BAR」、パリの「ラ・ロトンド」には藤田嗣治、マティスらが通い、多くのアーティストに影響を与えた。出会いや対話の中から生まれた、美術史に残る新しい運動やインスピレーションも数多く、アーティストだけではなく、ルソー、バルザック、ユゴー、ヴォルテールなど文豪が集まった「ル・プロコープ」は政治や経済にも影響を与えた。
この”SHARED”は驚くことに特に展示もなければアートパフォーマンスもない。それはゆっくり語り合うことを主とし、コンテンツを一切排除したコミュニケーションバル。だからこそアートの文脈が積極的に議論され、関心を高めることが本来の目的なのだ。ホスト役には各界のプロデューサーやプレス17名がサポートメンバーとして名を連ねる。この夜はきっと新しいムーブメントが生まれるに違いない。

”SHARED”サポートメンバー: 天野譲滋、青木昭夫、岩倉悠子、川合将人、後藤繁雄、小室登子、神保誠、平昌子、田原新司郎、玉城嘉康、戸簾俊広、中川優、長谷川直子、三浦哲生、柳本浩市、山越紀子、山本哲

スケジュール

2013年3月24日(日)