TOKYO ART BEAT
ホーム
展覧会・イベント
展覧会トップ
すべて
現在地で探す
人気の展覧会
エリアで探す
ジャンルで探す
条件で探す
タグで探す
美術館・ギャラリー
すべて
現在地で探す
人気の会場
エリアで探す
カテゴリーで探す
条件で探す
ニュース・記事
記事トップ
注目の記事
新着記事
ニュース
フォトレポート
インタビュー
インサイト
シリーズ
レビュー
TABからのお知らせ
ログイン
ブックマーク
行った
フォロー中
アカウント管理
日本語
English
…
展覧会情報の掲載
広告の掲載
ホーム
/
展覧会・イベント
/
「キュレーターズ・アイ 森村誠 展」
終了した展覧会・イベントです
「キュレーターズ・アイ 森村誠 展」
山梨県立美術館
フォローする
○
ブックマーク
2
○
行った
0
終了しました
SHARE
アーティスト
森村誠
私たちは日々様々な文章や言葉に接して暮らしている。朝起きればテレビをつけて字幕を目にし、新聞を読み、雑誌や本、教科書を手にし、仕事の文書とにらめっこする。文字が構成する文章、文章が伝える情報に私たちの生活は取り囲まれているが、こうした無限の情報の中に、全く違うものが見出し得るとしたら・・・。森村誠は、特定の文字を抜き出したり、修正液で消したりすることで、情報を解体し、新しい意味を生み出そうとする。例えば、世界中のニュースを伝える英字新聞から、H、O、P、Eの四文字以外の全ての文字を修正液で消してしまうという作品「Daily Hope」。日常の出来事の中にHope(希望)という文字を見つけ出そうとする、ささやかだが強く訴えかける仕事だ。あるいは辞書の中から一つの文字を全て切り取るという、同じく気の遠くなるような作品もある。切り取られた文字は瓶に入れられ、全体の重さが計られる。文字の「重み」をつかもうとしたユーモラスな作品だ。一通の間違いメールに端を発し、本来の宛先であるThomasを探すという「Dear Thomas」では、ロンドンやパリなどの世界各地の地図からT,H,O,M,A,S以外の文字を修正液で塗りつぶしていく。実在のThomasが誰なのかなど関係はなく、森村の中の“本当のThomas”を一つ一つ浮かび上がらせていく試みだ。いずれの作品も森村の中にある問いをかたちにしたものと言えるだろう。すなわち「目の前の世界に新たな意味を求めることができるのか。それを他者と共有できるのか」と。言葉・文字を使うことで森村の思考は直接的に私たちに開かれているが、その作品は概念を強調したコンセプチュアル・アートとは少し異なるようだ。それは多分に手仕事の感が強いせいだろう。彼の制作は、膨大な時間をかけた地道な作業の積み重ねである。そこから紡ぎ出される作品は、じっくりと私たちに語りかける。作家の手の痕を辿り、その思考を巡ることで、新たな意味が浮かび上がってくる。
AD
スケジュール
2013年10月8日(火)〜2013年12月1日(日)
開館情報
時間
9:00 〜 17:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
祝日は開館し翌日休館(翌日が日曜日の場合はその日曜日も開館)
年末年始休館
入場料
無料
会場
山梨県立美術館
http://www.art-museum.pref.yamanashi.jp/
住所
〒400-0065 山梨県甲府市貢川1-4-27
地図アプリで見る
アクセス
JR中央線甲府駅南口より「(御勅使・竜王駅経由)敷島営業所」「(大草経由)韮崎駅」「貢川団地」行きバス15分「山梨県立美術館」前下車すぐ
電話番号
055-228-3322
#彫刻・立体
#工芸・民藝
一覧へ戻る
SHARE
AD
AD
...