「見知らぬ世界”を求めて　旅人・竹久夢二」展

竹久夢二美術館

終了しました

アーティスト

竹久夢二

大正ロマンを象徴する画家・竹久夢二（1884-1934）は、旅を多く重ねて、生涯に渡り様々な土地を訪れました。流行画家として一世を風靡し、華やかな女性関係が取り沙汰されたイメージとはうらはらに、見知らぬ世界に憧れる“旅人・夢二”は、常に孤独と悲しみを抱えていました。また漂泊する旅人のごとく、自身の芸術と恋愛に対しても理想を追求し、さすらいの人生を送りました。本展では、国内の旅で描き残した日本画とスケッチに加え、晩年に実現した外遊時の作品を紹介、また異国情緒溢れるデザイン作品にもスポットを当てます。さらに手紙や夢二の言葉にみる旅への想いから、芸術観・恋愛観・人生観についても考察し、“旅人・夢二”の全貌に迫ります。
[画像: 竹久夢二「旅舎春宵」(昭和7年)　絹本着色]
　　

スケジュール

2013年1月8日(火)〜2013年3月31日(日)