笹井青依 「Camellia」

アンドーギャラリー

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笹井青依は1986年神奈川県生まれ。武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コースを修了。2012年にアンドーギャラリーで開催された初個展 "Quercus" では、不穏さを孕んだグレーの空間を背景に、風に靡くデフォルメされた木々を描き、その独自の世界観が高く評価されました。また、2013年にはVOCA展に出品するなど今後の活躍が期待される若手作家です。笹井がモチーフとする木は、住宅の庭に植えられた木や生垣など日常の中にあるごく身近な木です。山や森に茂る野生の樹木ではなく、人が何かの目的のために植え、きちんと手入れされた木に惹かれるのだと言います。笹井の描く葉の塊がときに人の頭部や髪の毛のように見え、木自体が人を象徴しているかのように感じられるのは、笹井の描く木が人の生活と共にあり、人の気配を内包しているためなのかもしれません。また、木の背景に広がるグレーの空間も笹井の絵画の特徴のひとつです。斜め方向に流れる筆の動きは、空間に吹きわたる風や朧げな光を感じさせます。この謎めいた空間がどのような場所なのか明確にされることはありませんが、笹井が絵を描く際に重要だと意識しているのは、木の向こう側に広がる空間なのです。自分(こちら側)と外の世界(向こう側)との境界に立つ「木」を繰り返し描くことによって、笹井はその境界の位置を探り、外の世界を捉え理解しようとしているのです。2回目の個展となる本展では、150号と50号のキャンバスに油彩で描かれた新作絵画9点と、木炭で描かれたドローイング3点を展示いたします。

[画像: 笹井青依「Camellia 2」(2013) キャンバスに油彩 181.8x227.3cm]

メディア

スケジュール

2013年06月04日 ~ 2013年08月10日

オープニングパーティー 2013年06月04日18:00 から 20:00 まで

アーティスト

笹井青依

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