「在日・現在・美術」 展

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本展は鄭裕憬を中心とした在日コリアン三世の作家5名による構成となっております。日本で生まれ、日本で育った「外国人」という特殊なコミュニティに属するアーティストは何を考え、何を示すのでしょうか。主観的輪郭ということばから、インターネットに流れる北朝鮮の風景を客観的に考察していくチョン・ユギョン。ダ=ヴィンチや鴨井玲の構図をヒントに、眼に見えない感情の揺れを赤色と青色の二色にわけて描く李晶玉。かつて日本に渡ってきた祖父の現在の姿を現代の街並みにあわせ、それぞれの家族にそれぞれのささやかな歴史が存在することを伝える鄭梨愛。もつれた糸のように三角形をひたすらにつなげる李靖華、人物を描くと「似ていない」と文句をいわれるため動物をモチーフに「数独」を描く曺昌輝。彼らが在日という目に見えない枠組みから美術によって獲得し、そこに託したものは、表現の自由であり、いまを生きる彼ら自身の姿ではないでしょうか。テーマを見つめて、はじめは気付かなかったことを新しく発見して伝える。その行為は、写実に学ぶ日本画のあり方にも似ています。美術評論家椹木野衣氏が1998年に発表した『日本・現代・美術』から16年。日本はどう変わり、どう変わらなかったのでしょうか。生まれながらの異邦人作家がもつリアリティが、いまの社会を映し出します。ムサビのまとなりにある全寮生の朝鮮大学校の中、研究生として制作を続ける彼らの、画材と食材と漫画とiPodの散らばるアトリエから生まれた作品からは、若さと情熱にあふれた絵画の姿がみつかるかもしれません。
[画像: チョン・ユギョン「ウリ式社会主義 必勝不敗」(2013年)キャンバスにアクリル 140x100cm]

メディア

スケジュール

2014年04月18日 ~ 2014年05月17日

オープニングパーティー 2014年04月18日18:00 から 20:00 まで

アーティスト

鄭裕憬李晶玉鄭梨愛李靖華曺昌輝

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