「タイルが伝える物語 - 図像の謎解き- 」展

LIXIL ギャラリー1 & 2

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土を焼いて作られるタイルは人類の文明とともに発祥し、古来、様々な国と地域で建築を豊かに彩ってきました。古くは古代メソポタミアの神殿の壁を円錐形のやきもので装飾し、エジプトのピラミッドでは、ファラオの魂に捧げる空間の壁一面を、トルコ石の色をした美しいタイルで覆い、飾りました。時代が進むと、かつて神聖な建築や空間を飾ったタイルは次第に人々の暮らしのなかで使われるようになり、壁や床を装飾するだけでなく、視覚的イメージを共有するためのメディアとしての機能を持ち始めます。いち早くタイルの普及をみた 17~18 世紀のオランダでは、聖書の一場面を描いたタイルを壁や暖炉に張り、それを子どもに見せながら、家庭で宗教教育を施しました。中国やイスラーム諸国では、教訓や理想を描いたタイルが数多く作られ、19 世紀のイギリスでは、豊かな暮らしを謳歌する人々が、当時獲得した新しい文化を思いおもいに発信するためのメディアとなるなど、人々の身近にあるタイルがメッセージや物語を伝える役割を担うようになったのです。本展では、INAX ライブミュージアム「世界のタイル博物館*」に収蔵する、紀元前から近代までの装飾タイルコレクションをひも解き、これまでにない「物語や教訓、信仰、文化を発信するメディア」という観点から選び出したタイル約 70 点を、描かれた物語やメッセージとともに紹介します。それらのタイルを通じ、国や地域によって異なる様々な生活文化をも読み取ることができます。

メディア

スケジュール

2014年12月04日 ~ 2015年02月21日
休館日: 水曜日、年末年始

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