うしおはゲームを題材にした作品を制作しており、今回の展示では、ゲームには一旦ゲームオーバーになってもコンティニュー機能を使えるものが数多くある点に注目し、現実世界で行為を継続することの多様なあり方や意味に焦点を当てた作品となっています。囲碁の影を用いた作品や、逆読みしたテキストを逆再生するビデオ作品、伝言ゲームの要領で複数人によって制作されたルーブ・ゴールドバーグ・マシンなど多様なメディア、手法を用いています。会期中7月11日と7月12日のイベント「form a party」では、複数人でパーティを組み、谷中銀座界隈で人々の依頼をこなし、その様子が会場やUstreamで上映されます。