川島秀明 「come out」

渋谷ヒカリエ 8/ ART GALLERY

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2003年に小山登美夫ギャラリーでの初個展を行なって以来、川島秀明は抽象化された人物像を描いてきました。無地の背景に顔だけが空中にふわりと浮かぶようにあり、妖気をあらわすかのような長くたなびく髪は、人間というより、その魂のようなものを想像させます。作家はここに自分を投影してきました。しかし2010年頃から、どこまでも内省的に自己を見つめた果ての、肥大化しすぎた自意識を、一度ニュートラルに戻したいと、その目は他者へと向けられはじめます。作品の人物には身体があり、それぞれ異なる髪型や服装が描かれて、モデルを想像させる具体的な個性を放つようになります。そして初個展から10年ほどたった今、川島秀明の作品はまた変わりつつあります。彼は1995年から2年間、比叡山延暦寺で天台宗の修行を経験しました。そのときに出会った「一隅を照らす」という最澄の言葉を、最近よく思い返すといいます。「各々の持ち場で最善を尽くしなさい」という意のこの言葉は、作家にある種の自由と、気概を与えたかもしれません。人物は固有の色から解かれ、形は自由にデフォルメされて、より「絵をつくる」ことが実践されています。本展覧会のタイトルは「come out」。小山登美夫ギャラリーでは2008年以来となる個展に、作家は新たな気持ちで作品の制作に臨みます。
[画像: 川島秀明 「blank」(2013)]

メディア

スケジュール

2014年02月19日 ~ 2014年03月17日

オープニングパーティー 2014年02月19日18:00 から 20:00 まで
アーティストトーク 川島秀明×小山登美夫:2月19日(水)18:30~

アーティスト

川島秀明

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