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「昭和洋画壇のきらめき - 安井、梅原など-或るコレクションより - 」

河口湖美術館
終了しました

アーティスト

安井曽太郎、梅原龍三郎、東郷青児、児島善三郎、藤島武二
歳月人を待たずといいますが、テレビ放送で新元号が「平成」である旨の宣言を茶の間で目撃したのをつい昨日の出来事のように思っていたのに、気がつけばあのときから四半世紀が過ぎて、今日この頃では「戦後」とか「昭和」といった単語の響きに一抹の懐かしさを覚えたりします。和製英語でしょうか「アート」などといい、美術表現もいよいよ多様をきわめ、ときに鑑賞者に戸惑いを感じさせる様相少なからずですが、世にいう現代美術にしたところで、それに至る時代時代の試行錯誤の積み重ねがあってのものなのですから、明治期に西洋の油彩画技法や写実表現を受容することに心血を注いだ世代や、そのあとを受けた大正期から昭和期の世代がいて、やがてわが国に独特な「洋画」というジャンルが形成されたことや、油絵具で画布に描く絵画こそが美術の王様だった時代が確かにあったこと、などが思い返されます。本展は公益社団法人糖業協会さんのご協力により同協会が長い間収集してこられた作品約60点を展示いたしますが、その顔ぶれたるやまさにオールスターキャスト。昭和の洋画壇を輝かしく彩った錚々たる画家が名を連ね、珠玉のコレクション展となっています。

出品作家: 藤島武二、満谷国四郎、中沢弘光、和田英作、熊谷守一、石井柏亭、有島生馬、金山平三、斎藤与里、川島理一郎、清水登之、小絲源太郎、梅原龍三郎、安井曽太郎、小林和作、野口弥太郎、牧野虎雄、鈴木保徳、須田国太郎、中川紀元、中川一政、児島善三郎、曽宮一念、中山巍、青山義雄、高畠達四郎、里見勝蔵、林武、東郷青児、伊藤廉、福沢一郎、鳥海青児、猪熊弦一郎、小磯良平、刑部人、井上長三郎、津田正周、山口薫、森芳雄、松田文雄、麻生三郎、笠井誠一

[画像: 安井曽太郎「女と犬」]

スケジュール

2014年4月5日(土)〜2014年6月15日(日)

開館情報

時間
09:3017:00
休館日
火曜日
火曜日が祝日の場合は開館、展示替期間・年末年始休館
備考
4月8日、15日、22日、5月13日、20日、27日の火曜日休館
入場料一般・大学生 800円、中学生・高校生 500円、小学生以下 無料
展覧会URLhttp://kgmuse.com/exhibition/kaisaichu/showa/index.html
会場河口湖美術館
http://kgmuse.com/
住所〒401-0304 山梨県南都留郡富士河口湖町河口3170
アクセス富士急行線より富士五湖周遊バス「河口湖美術館」下車徒歩5分
電話番号0555-73-8666
関連画像

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