終了した展覧会・イベントです
[画像: 「デザイン画 脚付杯 ひなげし」 被せガラス、マルケットリー、手彫り、脚台熔着 (1900年パリ万国博覧会出品作) ©RMN-Grand Palais (musée d'Orsay) ]

「ガレの庭 - 花々と声なきものたちの言葉 - 」

東京都庭園美術館
終了しました

アーティスト

エミール・ガレ
ヨーロッパの19世紀末を彩る装飾様式「アール・ヌーヴォー」。その立役者の一人であるエミール・ガレ(1846~1904)は、花や昆虫など自然をモチーフとした作風で知られ、陶芸・ガラス・木工家具の3分野で活躍し、1889年と1900年のパリ万国博覧会でグランプリの栄誉に輝いたアーティストでした。彼は、自然の描写を通して抽象的な概念を表現することで、ガラスや木工家具を単なる装飾ではなく、哲学的な世界観を表す芸術作品へと昇華させたのです。その背景にあったのは、植物学への情熱でした。彼は2,500~3,000種の植物を育てていた広大な庭や豊かな自然の中で、つぶさに植物を観察して論文を書き、種の進化やライフサイクルに強い関心を寄せていました。本展では、「もっとよく植物を観察せよ!」というガレの気迫を伝えるデザイン画(オルセー美術館所蔵)とともに、植物に魅せられた一人の男がその生命や象徴性を追究した表現として、ガレの作品を紹介します。

[関連イベント]
手話とトーク「もしもガレがガラス職人に手話で指示したとしたら」
日時: 2016年1月23日(土) 14:00~16:30
会場:展示室内および新館ギャラリー2
コーディネーター:NPO法人エイブル・アート・ジャパン「美術と手話プロジェクト」
参加費無料(要展覧会チケット・事前申込制)

講演会「ガレの庭 自然と象徴」
日時: 2016年2月6日(土) 14:00~16:00
会場: 新館ギャラリー2
講師: 池田まゆみ(本展監修者・北澤美術館研究企画員)
参加費無料(要展覧会チケット・予約不要)

トークイベント「キノコの世界から見たガレ」
日時: 2016年3月13日(日) 15:00~16:30
会場: 新館ギャラリー2
講師: とよ田キノ子(きのこ愛好家・ウェブデザイナー)
参加費無料(要展覧会チケット・予約不要)

「大学生によるギャラリートーク」
武蔵野美術大学 芸術文化学科 杉浦幸子研究室の学生によるトークです。
日時: 2016年2月12日(金)、2月19日(金) 11:00~/13:00~/14:00~/15:00~ 各回30分程度
参加費無料(要展覧会チケット・予約不要)

ラーニング・プログラム「あーととあそぶにわ」
展覧会ごとに行っているファミリー向けのプログラム。「ガレの庭」展に関連した内容で、お庭で一緒に遊びます。
日時: 2016年3月11日(金)、3月12日(土)、3月27日(日) 各日12:00~15:00

シルバーデー・レクチャー「ミュージアムに行きましょう」
日時: 2016年2月17日(水)、3月16日(水) 11:30~/15:00~ 各回30分程度
会場: 新館ギャラリー2
講師: 八巻香澄(当館 ラーニング・プログラム担当)
参加費無料(要展覧会チケット・予約不要)

スケジュール

2016年1月16日(土)〜2016年4月10日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
入場料一般 1100円、 大学生 880円、中学生・高校生・65歳以上 550円
展覧会URLhttp://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/160116-0410_galle.html
会場東京都庭園美術館
https://www.teien-art-museum.ne.jp/
住所〒108-0071 東京都港区白金台5-21-9
アクセス都営三田線・東京メトロ南北線白金台駅1番出口より徒歩9分、JR山手線目黒駅東口より徒歩10分、東急目黒線目黒駅正面口より徒歩12分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)
関連画像

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