「谷根千”寄り道”文学散歩」展

文京区立森鴎外記念館

終了しました

アーティスト

幸田露伴、夏目漱石、森茉莉他

文京区と台東区一帯の谷中・根津・千駄木エリア、通称“谷根千”は、東京の中心地に近い立地にもかかわらず、下町風情が残る、古さと新しさが味わえる町として老若男女に愛されていれています。“谷根千”はまた、名作の舞台や文人ゆかりの場所が多く、近代文学が花開いた地として、文学散歩の人気のエリアとなっています。本展では、谷中は天王寺、根津は根津神社、千駄木は観潮楼（鷗外旧居）にフォーカスしながら、ゆかりの文学作品や文人達に関わる資料９０余点を展観。近代文学と谷根千の関わりの深さと、それらをめぐる文学散歩の楽しさを紹介していきます。
鴎外の生活圏と重なり合う作品『青年』から、谷根千を舞台にした幸田露伴の『五重塔』や夏目漱石の『道草』など、文学散歩ファンにはおなじみの作品を、描かれた場所に残された記憶とともにたどります。そして、露伴、漱石、紅葉など谷根千を歩いた文人と鴎外との交流をひも解きます。ときどき、“新しい女”たちの「青鞜社」や文豪の娘である森茉莉、幸田文へと、寄り道しながらの文学散歩です。

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ギャラリートーク
日時: 5月13日、27日、6月10日、24日（いずれも水曜日）14:00～
※申込不要（展示観覧券が必要です）
所要時間は30分程度を予定しています。
※詳細は公式ホームページからご確認ください。

スケジュール

2015年4月24日(金)〜2015年7月12日(日)