HOUXO QUE「16,777,216views」

Gallery OUT of PLACE TOKIO

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今回展示される作品は、様々な色を一秒間に60回の速さで点滅させ続けるディスプレイに、生の跳躍を思わせる一回性の痕跡、花を活けるような繊細な手触りを感じさせる質感、そして強烈で鮮やかな色彩を蛍光塗料を用いて描くことで、ストリートとテクノロジーという領域を絶妙に混血させたものである。ディスプレイ上では一つの画素が24ビットの色情報を持っており、赤、青、緑の光の三原色を、それぞれ8ビットで表現することで、最大で16,777,216 色を同時に表示できる。更に、Raspberry Pi を用いて、リアルタイムコンピューティングで演算処理を施すことで、ランダムに、人間の網膜で識別可能な全ての色数を一秒間に60回という速さで示し続けている。それはヒトという生き物が展開する環境世界の全てを埋め尽くしている。そして、見えるものの全ては、同時に見えないものの存在を浮き彫りにする。それはイマヌエル・カントが『純粋理性批判』で行った手続きと同じように、僕達の可能性を照らしだすことはその外側の存在を不可避に呼び寄せてしまうのだ。ここで初めて、僕は、彼が可能性の全ての上に描いた、妖しく光る実存の痕跡に心が捕らわれていることに気がつく。蛍光塗料が光るのは、蛍光物質が目には見えない紫外線を吸収して可視光を発するからだが、暗闇の中で光るという条件はこれだけでは充分に説明しているとは言えない。なぜなら、ほとんどの場合、暗闇の中には可視光もなければ、紫外光も共にない、という場合が多く、暗い中で目には見えない紫外線を発光する「ブラックライト」をあてるという特殊な条件下でのみ、以上の説明が成立するからだ。

[関連イベント]
-トークイベント
HouxoQue、上妻世海、モデレーター原田優輝
日時: 2015年4月23日(木)19:00〜20:30

-クロージング、クロストーク
HouxoQue、gnck
日時: 2015年5月24日(日)19:00〜20:30

メディア

スケジュール

2015年04月17日 ~ 2015年05月24日
月曜日、火曜日、水曜日、祝日 休廊

オープニングパーティー 2015年04月17日18:00 から 20:00 まで

アーティスト

Houxo que

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