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[画像: 羽永光利 「全裸防毒面歩行儀式」(加藤好弘 「ゼロ次元」を撮影) (1967) ]

「羽永光利アーカイブ」展

青山|目黒
終了しました

アーティスト

羽永光利
1933 年東京生まれの羽永光利は、1950年代後半から1980年代にかけて日本の社会が大きく移り変わっていく激動の時代を潜り抜け、その生涯をかけて膨大な数の写真を残しました。 戦後日本が様々な矛盾と社会問題を抱える時代において、羽永は弱者や辺境の人々の視点からシャッターを切り、前衛芸術、アンダーグラウンド劇場、 イベント、公害問題、学生運動、舞踏、コミューン活動など多岐に渡る現場の写真を記録し続けました。そして、自らの存在意義を模索し葛藤する若者たち の姿を至近距離で見守り続けた羽永の存在は「体制裏の芸術家」として伝説的に語り継がれてきました。 しかし近年になって、その膨大な写真群の全貌が明らかになるにつれて、羽永の存在は単に「時代の目撃者」 や「カメラマン」というだけでなく、パフォーマンス・アートの文脈から「現場に介入し撮影を繰り返すラディカルな行為そのものが羽永光利の芸術ではないか」と世界的に大きな注目を集めています。
本展では、前衛芸術、舞踏、演劇、世相という4つのテーマを中心に、羽永光利アーカイブの中から選んだ約200点の写真などが展示されます。羽永光利の眼を通して、戦後日本社会の変化や前衛芸術の歴史について新たな再検証をするきっかけとなるでしょう。

スケジュール

2016年7月23日(土)〜2016年8月20日(土)

開館情報

時間
12:0019:00
土曜日・日曜日・祝日は18:00まで
休館日
月曜日、火曜日、水曜日
備考
日曜日・祝日は18:00に閉館、月曜日・火曜日は休館、夏期休館なし

オープニングパーティー 2016年7月23日(土) 19:00 から 21:00 まで

入場料無料
展覧会URLhttp://aoyamameguro.com/artists/mitsutoshi-hanaga-archives-project-2016/
会場青山|目黒
http://aoyamameguro.com/
住所〒153-0051 東京都目黒区上目黒2-30-6 保井ビル1F
アクセス東急東横線・東京メトロ日比谷線中目黒駅より徒歩8分
電話番号03-3711-4099
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