真珠子「みつあみさなぎ」

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アーティスト

真珠子

本展は、近年グリム童話に深い関心を寄せた真珠子が、ドイツで「ラプンツェル」のモデルとなる地を訪れ、そこで、差別の対象であった魔女が1人の女性であったという事実を知るなど、それまで読んでいた物語の見え方が180度変わってしまたったことをきっかけとして、あの長い髪に隠れたラプンツェルも一体何を考え、感じて、生きていたのか、現代の女性の生き方と照らし合わせて創作された作品が発表される。
本展タイトル「みつあみさなぎ」には、おとぎ話への憧れから、その底に沈んだ人間の業まで様々な思いが編み込まれていたさなぎを脱ぎ捨て、羽ばたこうとする真珠子の決意が込められている。真珠子が歩んでいる道のり、そして、情動的に描く少女たちには、どんなムーブメントにも縛られない創作の力強さが宿っていることに気がつかされるだろう。
[関連イベント]
オープニングパーティー: 10月16日(日)18:00～20:00
クロージングパーティー: 10月30日(日)18:00～20:00

スケジュール

2016年10月16日(日)〜2016年10月30日(日)