終了した展覧会・イベントです
[画像: 袁廣鳴 「エネルギーの風景―静態」 (2014) デジタル加工写真]

榮榮&映里+袁廣鳴 「記憶の円環」

水戸芸術館 現代美術ギャラリー
終了しました

アーティスト

榮榮&映里、袁廣鳴
東アジアの進展に伴うかのように、今までにはなかった新しい写真・映像表現がこの地域に増えています。本展ではその中から、日常や伝統を新しいメディアで捉えなおし、自然や家族、人と人との交感を詩情豊かな写真と映像で表現する2組の作家を紹介します。
榮榮&映里(ロンロン・アンド・インリ: 1968年中国生まれ、1973年日本生まれ/写真)は、中国の社会的現実とそこでの彼らの生活を写した作品や、人と美しい自然との関係性を、自身の身体を媒体として表現した作品で高い評価を得ています。地方特有の文化的性質を色濃く残す越後妻有を何度も訪れ、滞在しながら四季折々の里山の風景を撮影した《妻有物語》は、榮榮&映里が創作活動の主軸としている「生命の環」というテーマを象徴する作品となっています。
袁廣鳴(ユェン・グァンミン:1965年台湾生まれ/映像)は台湾におけるビデオアートの先駆者として、ケーブルカムなどの特殊機材や、自ら開発した機器を用いた撮影・展示により、常に映像表現の新たな可能性を追求してきました。彼自身、家、そして家族の日常を中心テーマに制作される作品は、視覚体験のみならず、身体的、心理的な感覚へも訴えかけます。近年は社会の成り立ち、そしてその構成メンバーとしての個に関心を寄せた作品を制作しています。
本展はギャラリーを二分し、榮榮&映里、袁廣鳴それぞれの個展として空間を構成します。「記憶の円環」というタイトルのもとに、二つの個展が並行しつつも共鳴するような展覧会です。

[関連イベント]
アーティスト・トーク
日時:7月23日(土)
語り手:13:00~ 袁廣鳴、14:30~ 榮榮&映里
定員:40名(各回先着順、15分前開場)
参加費:展覧会入場料に含まれます。

ウィークエンド・ギャラリートーク
市民ボランティアCACギャラリートーカーとともに展覧会を鑑賞します。
日時:8月6日(土)~9月18日(日) 期間中の毎週土・日曜日 各日14:30~(約40分)
※ただし8月20日(土)、8月21日(日)は除く。

スケジュール

2016年7月23日(土)〜2016年9月19日(月)

開館情報

時間
10:0018:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
入場料一般 900円、高校生以下・70歳以上・障害者手帳提示と付き添い1名 無料
展覧会URLhttp://www11.arttowermito.or.jp/gallery/gallery02.html?id=447
会場水戸芸術館 現代美術ギャラリー
https://www.arttowermito.or.jp/
住所〒310-0063 茨城県水戸市五軒町1-6-8
アクセスJR水戸駅北口より徒歩20分、JR水戸駅北口より茨城交通バス「泉町一丁目」下車徒歩3分
電話番号029-227-8111
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します