TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARDは「コンテンポラリーアートとしての写真」の若き才能を発掘・育成することを目的に2011年よりスタートいたしました。いままで、篠山紀信やホンマタカシら写真の最前線で活躍する写真家や、南條史生、飯田志保子らキュレーター、千葉雅也、佐々木敦、名和晃平ら現代思想家・批評家・コンテンポラリーアーティストなどに審査を依頼し、日本で最もハードコアなフォトアワードとして機能してきました。その結果、数多くの俊英フォトアーティストたちを世に送り出すことができました。この「ショーケース」では、2015年度のアワード最終選考にノミネートされた19名の作家の作品を展示いたします。単なる審査選考だけで終わることなく、各作家がさらに制作に挑戦する起点となる場を設定することを目的としています。