終了した展覧会・イベントです

「大地に立って 空を見上げて - 風景のなかの現代作家 - 」展

群馬県立館林美術館
終了しました

アーティスト

日比野克彦、秋山さやか、ALIMO、スタン・アンダソン、笹井青依
関東地方のほぼ中心に位置し、利根川と渡良瀬川に囲まれた、起伏のない平坦な大地が広がる館林。このランドスケープの特徴を活かして設計デザインされた当館は、敷地の中央に広大な緑の前庭を据えています。ここに立ってみると、遮られることなく広がる大地と空が、土地の特性を示すとともに、まっさらなカンヴァスのように人の内面や物語を映し出す抽象空間ともなることに気づかされるでしょう。
本展は、当館をとりまくこの風景を舞台装置として、自然のなかに身を置き、風景へとまなざしを向け、大地にイマジネーションを託す9人の作家をとり上げます。作家の身体や感覚、想像を介して導き出された絵画、写真、映像やインスタレーション、あるいは来館者が参加して作り上げていく作品は、この風景のイメージとどのように感応するでしょうか。人間の生死、文化や歴史とつながる現実あるいは想像の風景、そして風景をつくる人と自然の働きと時の流れについて、考える場にしたいと思います。 さらに本展では、館林のまちなかの建物と風景の再発見・再利用を提案するプロジェクトを紹介する他、会期中には様々なトークイベントとワークショップを行います。

[出品アーティスト]
秋山さやか、ALIMO、スタン・アンダソン、笹井青依、笹岡啓子、瀬尾夏美、中西信洋、日比野克彦、シンゴ ヨシダ

[関連イベント]
アーティスト・トーク
出品作家が展示作品や自身の活動について展示室で話します。
第1回
日時: 10月8日(土)13:00~15:00
講師: ALIMO、中西信洋、シンゴ ヨシダ
第2回
日時: 10月23日(日)14:00~15:00
講師: 笹井青依、笹岡啓子
第3回
日時: 11月23日(水・祝)13:00~13:30
講師: 秋山さやか

ワークショップ「段ボール揚舟造船所」
人と地域を結ぶ「TANeFUNe」(種は船)プロジェクトを展開する日比野克彦氏は、本展で、館林と周辺の町の川の風景と共にあり、かつて水害時に活躍した「揚舟」を取り上げます。ワークショップでは、参加者が一緒に実寸大の揚舟を段ボールでつくりあげます。
日時: 10月29日(土)13:00~16:30
会場: 講堂
講師: 日比野克彦(出品作家)
対象: 幼児~一般(小学3年生以下は保護者同伴)
定員: 40名(要申し込み、抽選)
参加費: 無料
※お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。

上映会・アーティストトーク 「小森はるか+瀬尾夏美『波のした、土のうえ』」
出品作家の瀬尾夏美氏と映像作家の小森はるか氏による、震災後の陸前高田の風景と人々を記録した映像作品を上映し、展示室にてアーティスト・トークを行います。
日時: 11月13日(日)13:30~15:30
会場: 講堂、展示室

ワークショップ たてび☆びじゅつ部「心の風景を縫おう」
「たてび☆びじゅつ部」は誰でも気軽に参加できる造形体験コーナーです。
今回は、 出品作家の秋山さやか氏を講師に迎え、出会ったものや感じていることなどそれぞれの「心の風景」を、いろいろな素材を使って、様々な色や形に縫い付けていきます。
日時: 11月23日(水・祝) 14:00~16:00 
会場: 別館ワークショップ室   
講師: 秋山さやか(出品作家)
対象: 幼児~一般(小学3年生以下は保護者同伴)
定員: 先着100名 
参加費: 無料                 

※その他関連イベントについては公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

2016年10月8日(土)〜2016年12月4日(日)

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
入場料一般 820円、大学生・高校生 410円、中学生以下・障害者手帳提示と付き添い1名 無料
会場群馬県立館林美術館
http://www.gmat.pref.gunma.jp/
住所〒374-0076 群馬県館林市日向町2003
アクセス東武伊勢崎線多々良駅より徒歩20分、多々良駅よりタクシー10分
電話番号0276-72-8188
関連画像

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