終了した展覧会・イベントです

「伊達男のこだわり - きせる・たばこ盆・たばこ入れに見る職人の技 - 」展

たばこと塩の博物館
終了しました
16世紀末頃に日本に伝来したとされるたばこは、髪の毛ほどの細さに刻み、きせるで喫煙するという独自のスタイルで定着して、紙巻たばこへと主軸が移る昭和初期まで続きました。
きせるでの喫煙が広まるのにあわせて、たばこ盆やたばこ入れといった喫煙具も生み出され、持ち主のこだわりを反映するようになっていきました。人々はこぞって珍しい素材を用い、金工や漆芸をはじめとした装飾を施しました。そこには、様々な分野の職人たちの巧みな技を見ることができます。さらに、江戸から明治へと移りゆく時代の中で、廃刀令により日用品への転向を余儀なくされた刀装の職人たちの技術が喫煙具にも応用され、優品が生み出されていきます。
伊達政宗愛用のきせるから始まる本展では、喫煙具を制作した職人や、持ち物としての喫煙具にこだわった歌舞伎役者や噺家など「伊達男」たちのエピソードを交えながら、きせる、たばこ盆、たばこ入れを中心に、刀装具などもあわせて150点以上の資料を展示します。細部にまでこだわりを見せつつ、実用も兼ね備えた「用」と「美」の世界をご覧いただきます。
[関連イベント]
浮世絵のミニワークショップ
日時: 11月23日(水・祝) 11:00~、14:00~(各回とも60分程度)
定員:各回40名 当日整理券制
※参加費無料(ただし、入館料は必要です)。
※当日開館時より、整理券を1名につき2枚まで配布します。(入館料は整理券配布時に枚数分お支払いいただだきます。)
会場: 1階 ワークショップルーム

展示関連講演会
定員: 90名 当日整理券制
会場: 3階 視聴覚ホール


「現代の伝統彫金」
日時: 11月27日(日) 14:00~
講師: 桂盛仁(重要無形文化財<彫金>保持者・人間国宝)

「伊達政宗ってどんなひと?―その生涯と足跡」
日時: 2017年1月7日(土) 14:00~
講師: 佐々木徹(仙台市博物館学芸員)

たばしお寄席
「中村仲蔵」
日時: 2016年12月11日(日) 14:00~
定員: 90名 当日整理券制
会場: 3階 視聴覚ホール
口演: 五街道雲助(噺家)
解説: 新藤茂(国際浮世絵学会常任理事)
※参加費無料(ただし、入館料は必要です)。
※いずれも当日開館時より、整理券を1名につき2枚まで配布します。(入館料は整理券配布時に枚数分お支払いいただだきます。)




スケジュール

2016年11月19日(土)〜2017年1月9日(月)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
入場料一般・大学生 100円、高校生・中学生・小学生 50円、特別展により異なる場合あり
会場たばこと塩の博物館
https://www.tabashio.jp/
住所〒130-0003 東京都墨田区横川1-16-3
アクセス東武スカイツリーラインとうきょうスカイツリー駅正面口より徒歩8分、都営浅草線本所吾妻橋駅A2出口より徒歩10分、東京メトロ半蔵門線・都営浅草線・京成線・東武スカイツリーライン押上(スカイツリー前)駅B2出口より徒歩12分、JR総武線錦糸町駅北口より徒歩20分
電話番号03-3622-8801
関連画像

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