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[画像: カール・ラガーフェルド「©Karl Lagerfeld」]

「太陽の宮殿 ヴェルサイユの光と影 カール・ラガーフェルド写真展」

シャネル・ネクサス・ホール
終了しました

アーティスト

カール・ラガーフェルド
17世紀後半、太陽王と謳われたルイ14世により建造されたヴェルサイユ宮は、壮麗な宮殿や庭園を擁し、世界文化遺産に登録されています。この特別な地を、世界的ファッションデザイナーであり、写真家としても活躍するカール ラガーフェルドが、光や影と戯れるような、ユニークな視点で捉えました。
1987年、カール ラガーフェルドは、シャネルの広告キャンペーンを制作するため、カメラのレンズを覗く側に自らが立つことを決意しました。そして、彼の写真は、数々の権威あるファッション誌に掲載され、また世界中で披露されたのです。ラガーフェルド自らが選んだ領域をはるかに超えて広がる写真の才能は、本展の作品群にもはっきりと示されています。彼の撮影手法を導くのは直感と第一印象による被写体への愛情。自然の発露と偶然が重要な役割を演じます。
なぜ、ヴェルサイユなのでしょうか?カール ラガーフェルドにしてみれば、この類まれな場所は、「具現化されたおとぎ話の世界であり、過去のものでありながら私たちの想像力に語りかけてくるところ」。ゆえに、クリエイティヴィティを高めてくれるのです。ここで彼は、写真家として、型破りで私的な宮殿の光景を、映画のような世界観で表しています。それは光と影、遠近法やぼかしを用いて描写される禁断の寓話、時にドラマチックな物語をも思わせる荘厳な世界です。
本展では2008年にヴェルサイユ宮殿で開催され好評を博した同展から作品を選りすぐり、日本初公開いたします。プリントは、羊皮紙を模した紙を使い、スクリーンプリントの古い技法によって制作されたもので、ラガーフェルドの希望により、鑑賞者が紙の質感や画像の細部まで堪能できるよう、作品をガラスやフレーム等で額装はせずに、直接壁に取り付けるというシンプルな方法で展示されます。この展示方法が、ラガーフェルドが重きを置いたコントラストの表現を際立たせるとともに、スクリーンプリントという古くからの方式が、これらの写真を真に独創的な存在にしているのです。

スケジュール

2017年1月18日(水)〜2017年2月26日(日)

開館情報

休館日
イベントにより異なる
備考
無休
入場料無料
展覧会URLhttp://www.chanel-ginza.com/nexushall/2017/versailles/
会場シャネル・ネクサス・ホール
https://nexushall.chanel.com/
住所〒104-0061 東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング 4F
アクセス東京メトロ銀座線銀座駅A13出口より徒歩1分、東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅5番出口より徒歩1分
電話番号03-6386-3071
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