終了した展覧会・イベントです
[画像: ジェラード・マランガ]

アンディ・ウォーホル + ジェラード・マランガ「Screen Tests / A Diary」

POST / limArt
終了しました

アーティスト

アンディ・ウォーホル、ジェラード・マランガ
1960年代、アンディ・ウォーホルがニューヨークのマンハッタンに構えた作品制作スタジオは「ファクトリー」と呼ばれ、ウォーホルの代名詞ともなっているシルクスクリーンの作品や、60年代から手がけはじめた実験映像などをこの場所で制作していました。また、ミック・ジャガーやルー・リードといったミュージシャン、トルーマン・カポーティやアレン・ギンズバーグなどの詩人、ニコやイーディ・セジウィックなどの女優やファッションモデル、ウォーホルの友人、知人が昼夜を問わず集うサロンにもなり、ニューヨークのカルチャーシーンの中心地となっていました。そのファクトリーでウォーホルとマランガが訪問者たちを被写体にして制作していた作品が、固定した16ミリカメラで彼らのバストアップを撮影した映像作品[Screen Tests]です。カメラを向けられた人々がその前でただジッとしている様子を記録した本作は、ウォーホルが初期に手がけた実験映画として知られ、多くの著名人が斬新な「肖像」としてウォーホルに制作依頼したシルクスクリーン作品と同様に、新しいポートレートのあり方を美術史に刻みました。
1967年に出版されたアンディ・ウォーホルとジェラード・マランガの共著であり、現代美術・芸術写真の文脈で重要な意義を持つ歴史的マスターピースともいえる [Screen Tests / A Diary]の初版刊行から50年の歳月を経た2017年、オリジナルを忠実に再現した復刻版を刊行する運びとなりました。
展覧会では、本書に収録されたポートレート写真と散文詩を用いたインスタレーションで構成されます。

スケジュール

2017年5月12日(金)〜2017年6月4日(日)

開館情報

時間
11:0019:00
休館日
月曜日
入場料無料
会場POST / limArt
http://post-books.info/
住所〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3 1F
アクセスJR山手線・埼京線・湘南新宿ライン恵比寿駅西口より徒歩6分、東京メトロ日比谷線恵比寿駅5番出口より徒歩6分
電話番号03-3713-8670
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します