ロニ・ホーン 「The Selected Gifts, (1974-2015)」

ラットホール・ギャラリー

poster for ロニ・ホーン  「The Selected Gifts, (1974-2015)」
[画像: Roni Horn 「The Selected Gifts」 (1974-2015), 2015-2016 Ink jet prints on Hahnemuehle paper, 67 parts 33 x 33cm (18 images), 33 x 35.5cm (3 images), 33 x 40.6cm (31 images), 33 x 45.7cm (9 images), 33 x 48.2cm (6 images) Courtesy of the artist and Haus

40日後終了

本展は、ロニ・ホーンが41年間に受け取ってきた贈り物を撮影した写真67点で構成されています。贈り物には、手紙や本、手袋やブレスレット、友人の手によるドローイングや写真、恐竜の卵の化石やフォーチュンクッキーのおみくじなど、様々なものが含まれています。それらは、白い背景のもと淡々としたスタイルで、ほぼすべてが実寸大になるように撮影されています。これらの贈り物の写真が一斉に並ぶことで、贈り物と、贈り主である他者とを仲立ちとした、彼女自身のポートレートが物語られています。しかし作品を見る私たちには、贈り主が誰なのか、そしてこれらの贈り物がどんな意味や歴史や価値を有するのかは、謎に包まれたままです。
「それは、他者の視線を通じて見える姿であり、どんな鏡よりも的確な視点を示してくれます。友人や知人そして見知らぬ人の意図せぬ手助けなしに、ポートレートというものを私は想像することはできません」とホーンは語っています。彼女が本作を「代理的なセルフポートレイト(a vicarious self-portrait)」と呼ぶ理由もこの点にあります。本作には、彼女のキャリアの初期にあたる1974年から2015年までの41年間という時間の厚みだけでなく、贈り主と受取人との間の予期せぬ協働が組み込まれているのです。そして、41年にわたって大切にされてきた「宝物」のコレクションのなかから、撮影のために選別するというプロセス自体もまた、彼女自身のセルフポートレイトを形作っていると言えます。 本作は、意味やアイデンティティといったものの、不確かで定位しがたいその性質への問いを浮かびあがらせています。そしてこの問いこそ、写真や立体作品、さらにはアーティストブックに至るまで、ジャンルの違いを越えてロニ・ホーンの作品の隅々に繰り返し現れるテーマでもあります。

メディア

スケジュール

2017年12月08日 ~ 2018年03月04日

アーティスト

ロニ・ホーン

入場料

無料

アートスペースの開館時間

12:00から20:00まで
月曜休館

アクセス

〒107-0062 東京都港区南青山5-5-3 B1F
電話: 03-6419-3581 ファックス: 03-6419-3583

東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線表参道駅A5出口より徒歩5分

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このイベントに行かれる際には、東京アートビートで見たとお伝えいただければ幸いです。

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