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[画像: 下川凹天「芋川椋三(部分)」『東京パック(11巻22号)』(1915年)]

国産アニメーション誕生100周年記念展示 「にっぽんアニメーションことはじめ ~『動く漫画』のパイオニアたち~」

川崎市市民ミュージアム
終了しました

アーティスト

下川凹天、北山清太郎、幸内純一、前川千帆
日本で最初のアニメーションは、今から100年前、1917(大正6)年1月に浅草の劇場で公開された「凸坊新畫帖、芋助猪狩の巻」(でこぼうしんがちょう、いもすけいのししがりのまき)と考えられています。映画会社に依頼され制作にあたったのは、当時駆け出しの漫画家だった下川凹天(しもかわへこてん)。それから半年の内に北山清太郎(きたやませいたろう)、幸内純一(こううちじゅんいち)と前川千帆(まえかわせんぱん)が、相次いで作品を公開し、日本のアニメーション文化はここに芽吹きました。しかし、これらの最初期の作品は、近年フィルムが発見された「なまくら刀」(1917年公開)をのぞくと、現在ほとんど見つかっておらず、情報も断片的にしか分かっていません。果たして、100年前に何が起こったのでしょうか?本展では、100年前にアニメーション制作に挑んだ4人の先駆者たちの活動に光を当てると共に、現代に繋がる戦前の漫画文化とアニメーション文化の交わりが分かる関連資料を展示します。あわせて現在発見されている最古の国産アニメーション「なまくら刀」、未だ発見されていない下川凹天作品を現代のアニメーション作家たちの感性で蘇らせた「下川凹天トリビュートアニメーション」の上映展示などを行い、国産アニメーション誕生100周年を顕彰します。あわせて、当館が所蔵する下川凹天の遺品資料を元に、“日本初のアニメーション制作者”とはまた違う、“漫画家”下川凹天の生涯を紹介します。

〈関連イベント〉・初期アニメーション作品上映&記念講演 10月22日(日)上映11:30~、14:00~(全2プログラム) / 講演15:00~ ・ワークショップ「森のなかでアニメーションをつくろう!」 10月15日(日)13:30~16:00 ・下川凹天トリビュートアニメーション&現代の作家たちの作品上映会 11月19日(日)13:30~16:00 ・連携上映企画 スクリーンに蘇る!アニメーション傑作選 10月14日(土)、15日(日)、21日(土)、22日(日)、28日(土)、29日(日)、11月11日(土)、12日(日)、18日(土)、19日(日)、25日(土)、26日(日)各日11:30~/14:00~

スケジュール

2017年9月2日(土)〜2017年12月3日(日)

開館情報

時間
09:3017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
祝日は開館し翌日休館(翌日が土曜日・日曜日の場合は開館)
年末年始休館
備考
休館:9月19日(火)、10月10日(火)、11月24日(金)(ただし9月18日、10月9日は開館)
入場料無料
展覧会URLhttps://www.kawasaki-museum.jp/exhibition/8738/
会場川崎市市民ミュージアム
http://www.kawasaki-museum.jp/
住所〒211-0052 神奈川県川崎市中原区等々力1-2(等々力緑地内)
アクセスJR線・東急東横線・東急目黒線武蔵小杉駅北口より川崎市バス「市民ミュージアム前」下車すぐ、JR南武線・東急田園都市線・東急大井町線溝口駅北口よりバス「市民ミュージアム前」下車すぐ、JR川崎駅中央西口より東急バス「とどろきアリーナ前」下車すぐ
電話番号044-754-4500
関連画像

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