終了した展覧会・イベントです
[画像: 加藤アキラ「Space Compression 1」(1969) 油彩、アルミニウム板 218×191.5×2cm]

加藤アキラ「孤高のブリコルール」

アーツ前橋
終了しました

アーティスト

加藤アキラ
加藤アキラは、1960年代に前橋を舞台に活動した「群馬NOMOグループ」の作家として活躍しました。車の整備工として勤めるかたわら、作品制作を行っていた加藤は、アルミニウムやワイヤーブラシなど身の回りにある道具や素材を用いた作品で注目を集め、1969年には全国的に評価の高い新人が選出される「現代美術の動向展」(京都国立近代美術館)に選出されます。加藤は、身の回りで廃棄されていく日用品や自然の素材を寄せ集め、それらに僅かな細工を施す[ブリコラージュ]によって作品へと昇華させます。リノベーションやオーバーホールなどかつての物を再生させ、新たな価値観を付与することが求められる時代、日常に埋もれて行く産業製品などに息吹を与える加藤の作品は、多くの示唆に富んでいます。群馬を代表する現代美術家のひとりとして加藤アキラの活動を総覧する初の展覧会です。

[関連イベント]
1、ワークショップ「加藤アキラと作る竹作品」
日時: 4月29日(土)14:00~18:00
会場: アーツ前橋 地下ギャラリー
対象: 小学生以上(小学生の方は保護者同伴)
定員: 40名(要事前申込)
参加費: 無料(要観覧券)
講師: 加藤アキラ、寺澤徹(寺澤事務所・工房 代表)
内容: 竹を使って作品を作るワークショップ。加藤とともに参加者みなさんで竹を割り、竹かごの編み方で作品を作ります。完成した作品は本展会期中、アーツ前橋ギャラリーにて展示いたします。

2、田中泯 ダンス「物とカラダの間で」
日時: 4月23日(日)/5月28日(日)13:00~18:00
会場: アーツ前橋 地下ギャラリー
参加費: 無料(要観覧券)
踊り: 田中泯(舞踊家)
内容: 1989年、加藤アキラの作品と共演した田中泯が再び加藤アキラの作品とアーツ前橋を場として踊ります。
※上記の時間内に複数回踊ります。

3、トーク「アート思い出ばなし」
日時: 5月6日(土)14:00~16:00
会場: アーツ前橋 スタジオ
定員: 約30名
参加費: 無料(申込不要)
出演: 加藤アキラ、佐々木耕成(美術家)、吉田冨久一(美術家)
内容: 加藤アキラの活動を振り返るトークセッション。

4、学芸員によるギャラリーツアー
日時: 4月1日(土)、5月14日(日)14:30~
集合場所: アーツ前橋1階総合案内前
参加費: 無料(要観覧券)
内容: 担当学芸員による作品解説ツアー
※当日会場にお越しください。

スケジュール

2017年3月18日(土)〜2017年5月30日(火)

開館情報

時間
10:0018:00
休館日
水曜日
年末年始休館
備考
5月3日(水)は開館
入場料大人 500円(300円)、学生,65歳以上 300円、高校生以下0円 *()内は10名以上の団体料金 *4月16日(日)は「前橋中心商店街ツナガリズム祭り」のため観覧無料 *障害者手帳等をお持ちの方と介護者1名は無料 *トワイライト割(17時以降に来館された方)300円
会場アーツ前橋
http://www.artsmaebashi.jp/
住所〒371-0022 群馬県前橋市千代田町5-1-16
アクセス上毛電鉄上毛線中央前橋駅より徒歩6分、JR両毛線前橋駅北口より徒歩12分、JR前橋駅北口より路線バス「本町」下車徒歩3分
電話番号027-230-1144
関連画像

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