自らを「念形師 家元」と位置付け、毛糸をワイヤーに巻きつけていくヴィヴィットでシンメトリカルな「人形」ならぬ「念形」をライフワークのように制作する念形師 家元 須永健太郎の作品展示を行います。
精霊の存在を信じるという彼による念形は、宇宙人、精霊、式神などを表現しており、我々の生きる世界と異形のものが住む向こう側の世界とを繋ぐ門を司る存在のようです。また、エアコンプレッサーや大量のチューブで制作された自作楽器「象麟」(ゾリン)は、その異世界に鳴り渡る音をこちらの世界へと流し込むかのようなサウンドを発生します。会期中、当スペース1周年イベントの中で須永による象麟(ゾリン)の演奏もございます。また今回は、紙を使用しての新作群の展示もございます。
会場: Space B